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大好評の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』。小人役俳優が「撮影は最悪」と告白

今まで会った中で1番面白く、皮肉屋でクソ野郎

 ヒューが演じるウンパルンパは「主役のウォンカ以上にすごいインパクト」という声があがるほど評判は上々だそう。ただ、わざわざCGIで俳優を縮小させ、登場させるという手法は一部から批判も。
ヒューが演じるウンパルンパのポスター

ヒューが演じるウンパルンパのポスター
※画像は映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』公式インスタグラムより

 小人症の英俳優ジョージ・コッペンは、ヒューがウンパ・ルンパ役に抜擢されたことに反発。英BBCに対し、「自分も含め、小人症の俳優にはなかなかオファーが来ない。自分たちが業界から締め出されているように感じている」とコメントし、小人症ではない俳優を起用したことに苦言を呈している。また前2作『夢のチョコレート工場』や『チャーリーとチョコレート工場』では、小人症の俳優が起用されていたのに、今回『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』では、なぜ「私たちから仕事を奪ったのだろう」とSNSで訴えている。  同作の監督を務めたポール・キングは、米The Hollywood Reporter紙のインタビューで、ヒューを起用した理由について言及。原作で描かれていたキャラクターを忠実に再現したかったとしたうえで、次のように説明している。 「原作者のロアルド・ダールは、あまりウンパ・ルンパにせりふを与えていませんでした。ただ彼らが歌っている曲の歌詞が信じられないほど皮肉っぽく、批判的で残酷だったんです」 「私はそのキャラクターについてすごく考えました。いったい誰がこんなクソみたいな役を演じられるのか……あ! ヒューだ!と思いつきました」 「なぜなら、彼は今まで会った中で1番面白く、皮肉屋でクソ野郎ですからね」

公開前に来日。ファンへの神対応も話題に

 全米より1週間早く、日本で上映がスタートした『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』。  公開直前にはティモシ―やヒューも来日。待ち受けたファンに丁寧に接するティモシーの神対応や、ヒューが日本滞在を満喫する様子が伝えられ、封切り前から盛り上がりを見せていた。  夢を持つすばらしさを描いたハートウォーミングな本作。まさにクリスマスの季節にぴったりだが、東京(COREDO室町テラス)、大坂(JR大阪駅直結のファッションビル・ルクア大阪)、福岡(JR博多駅前広場など)では、今月25日まで映画とコラボしたクリスマスイベントも開催されているのだとか。  今年のクリスマスは、劇場や街でチョコレートの魔法にどっぷり浸かるというのもよさそうだ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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