まずは、「電動歯ブラシ」本体からチェックしていきましょう。 「電動歯ブラシ」は、マスカラのボトルのようにスリムで無駄がなく、【and us】の定番カラー・グレーでスタイリッシュなデザイン。 上部にシルバーのスタートスイッチ、下部には電池キャップがついていて、別売の単4形アルカリ乾電池1本をセットして使います。 次は、歯ブラシ。 個別包装された替え歯ブラシが2本セットになっています。サイズは、約75×11×15mm。 コンパクトヘッドに慣れている場合、ブラシ部分がやや大きく感じられるかもしれません。波型にカットされた毛先は、柔らかすぎず硬すぎない普通タイプに近い印象です。 続いて、セット方法。「電動歯ブラシ」本体を正面に向け、ブラシを右斜めの状態でカチッと鳴るまで差し込み、左にまわして閉めれば取り付け完了です。 使用時は、飛び散り防止のために口の中にブラシを入れてから、スタートスイッチをON！ 弱モードで振動が始まります。 ※歯磨き粉を使う場合、研磨剤が入っていないタイプのものを毛先に少量つけて使用します。 弱モードといっても、いつも電動ではない普通の歯ブラシを使っている筆者にとってはそこそこ強めの振動。強モードは？と、再度スタートスイッチを押して切り替えてみたところ、手にもブルブルと振動が伝わってくる。電動歯ブラシ初心者の筆者には、弱モードで十分そう。 振動音と磨いているときの音は、気になるといえば気になるけれど、そういうものだと思えばスルーできる程度です。 ※スタートしてから5秒以上経過すると、スタートスイッチを押してもモードが変わらず、電源が切れます。 …と、ちょうど奥歯を磨いていたところで振動がストップ。これが、もうひとつの機能・歯磨き時間ナビタイマー。日頃ぼんやり歯磨きをしがちなので、ハッとさせられます。磨く部位を変えて、使用することわずか数分。今度はシン…と電源が切れました。不具合かと思いきや、電源ONから2分で自動的に切れるようにできているのだそう。 歯磨きを続ける場合、もう一度スタートスイッチを押す必要があります。 使用感としては、歯科定期検診で磨き残ししやすいと指摘された前歯の裏側も、ブラシを軽く当てるだけでよく磨けている気がするし、歯磨き後はいつもより歯がツルツルしているのを実感できました。欲を言うとしたら、ヘッド部分がもう少し薄いと奥歯が磨きやすい！ 実際に使ってみたところ、凹凸がなく滑らかで、手にスッと馴染む「電動歯ブラシ」。重量も軽く、使っていて疲れません。スリムだし、旅行や出張先に持っていきたい人には嬉しいサイズ感です。 基本は普通の歯磨き、電動タイプは定期的にしっかり磨きあげたいときに使いたい筆者にとって、この価格でこの機能なら買って正解でした。 使用後は歯ブラシを本体から外して、それぞれに水洗い。別売りで、「替え歯ブラシ2本セット（330円）」もあるので、使用感が気に入ったらストックしておくのもいいかも。 気になった方は、店舗や公式通販サイトをチェックしてみてくださいね。 ※詳しい使用方法や安全上の注意は、取扱説明書に記載されています。 ＜文・撮影／高木沙織＞