Love

彼の故郷で痛い目にあった32歳・都会育ちの女性。結婚を視野に入れるも、別れに至った“雪国の魔の手”

オシャレが台無し、長靴で過ごす

大雪「新幹線が通っているとはいえ、地方ではお店も限られています。地域の量販店で靴を物色しましたが、なんだかダサイものばかり。それに、またスニーカーを買ったところでびちゃ濡れになるのは確実。結局ダサイけど長靴を買うことにしました…」 都会であれば長靴でも可愛いデザインのものが売っていますが、そこで見つけたのは「いかにもおじさんが履きそうな長靴」。 せっかく彼との再会を楽しみにしてオシャレしてきたのに、足元が台無しでテンションが下がってしまいました。 それでも気を取り直して、地元の美味しいご飯を食べに行ったりと充実はしていましたが、なんとなく気持ちが乗り切らずに終わってしまったといいます。 「彼にとっては住み慣れた場所なので、上手に水を避けて歩くことができましたが、わたしは常に足元が水浸しなのが不快でたまらなかったです。もう一度行きたいかと聞かれたら、正直行きたくないなぁと思ってしまいました」

彼の地元に馴染めず……

結局この訪問から、徐々に彼と疎遠になり、別れてしまったという伊藤さん。 彼とは結婚の話も出ていましたが、仕事をやめてあの場所に住むと考えるとどうしても決意できなかったそう。 「住めば都とはいいますが、わたしにとっては都にならなさそうで…。仕事も順調でやめる勇気もなかったし、彼とは縁がなかったのかなと思います」 そう振り返る伊藤さん。好きな人と一緒にいたい気持ちはあれど、住む場所も大事だと実感しているそうです。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/塩辛いか乃>
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako 連載「乳がんドタバタ日記」Kindleで発売中!
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