Entertainment
News

102歳の米ファッションリーダー死去。ユニクロCMで圧倒的な存在感

98歳でユニクロCMに出演。日本のお茶の間でも親しまれた

 2015年に夫のカールが100歳で他界した時には、「何でも一緒にやってきたのに。(夫が亡くなり)私は打ちのめされた」と語っていたというアイリス。けれども、その後も第一線で仕事を続け、なんと97歳のときには超大手事務所と契約し、モデルデビューも果たした。 「M・A・C」や「ケイト・スペード」など人気ブランドとのコラボでも知られる彼女だが、日本人の私たちにとってなんといっても印象深いのが、2019年に放映されたユニクロのCMだろう。  フリース発売25周年を記念して行われた「LOVE & FLEECE」のキャンペーンに起用され、TVCMはアメリカだけでなく日本でも放映された。  当時98歳だったアイリスと共演していたのは、当時13歳だったファッションデザイナーケリス・ロジャース。わずか15秒という短いCMながら、それぞれの個性的なフリースの着こなしや世代を超えた2人が生み出す化学反応は、視聴者に強烈なインパクトを与えた。
「新しいコーディネートを考えるのが大好き。アクセサリーを変えて、シンプルな服を組み合わせるの」。こうユーモラスに語るアイリスの姿が記憶に残っている人も少なくないだろう。  100歳を迎えた後も、「H&M」とのコラボや英美容ブランド「シアテロンドン」とのメイクコレクションなどを発表し、精力的に活動を続けていたアイリス。かつて米誌『ピープル』にこんなふうに語っている。 「世界は灰色な場所になりがちだから、色や柄、質感は生活に楽しさをもたらす方法よ。口紅もできるだけ明るく大胆にしたいの」 「働くのが大好き。楽しいから。誕生日が来て年齢の数字が増えたからって、やめる必要はないわ」 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ