
SNSでは整形を公表する人が多いものの、一般社会ではまだ馴染み深くないことは事実。
しかし、いわゆる普通のOLとして働いていながらも整形をする人はいます。
でも、どうやってダウンタイムを乗り越えているのか?整形費用の捻出方法は?
OL兼社長として仕事をこなしながら、美容やファッションについて発信するインフルエンサーとしても活動する山崎もえ(
@mmmmnyan23)さんに気になることについて聞いてみました。(この記事は前後編の後編です)
――OLをしながら整形をするとなると、費用の捻出方法が気になります。
山崎もえさん(以下、もえ):お金はOLとインフルエンサー業のWワークでの貯金です。コンセプトカフェでも働いていたので、トリプルワークかな。元々貯金するのが好きで“何かあった時のために”と貯めていた分を整形に当てました。
――ダウンタイム中は、どのように過ごすのでしょうか?
もえ:普通に出勤しています。整形前に会社の人たちに「私はこの土曜日に目頭切開をするので、目が血だらけで、糸がついたまま出勤するんですけど、許してください」と事前に言って、血がまじった涙を流しながら仕事をしています(笑)
私は隠すとしんどくなってしまうので、誰にも隠さないですね。
――事前に自分から伝えてるんですね。整形を隠さないのには何か理由があるのでしょうか。
もえ:最初に二重埋没をしたときは、同じ学校の友達4人が同時期に埋没をしたので、整形に対するハードルが低かったんですよ。友達も4人もやってるし、整形って別にそんなに珍しいもんでもないよねと思っていたんです。
でも、いざ高校に入ってみると埋没している子がいなかったので、陰で「あの人整形だよ」「あの人めっちゃ整形してるらしいよ」とすごく言われていたことに薄々気づいていて…。聞かれてもないから言う必要もないかなと思って。結果、高校3年間はそれで終わったし、隠すつもりはなかったけど、結果的に隠したみたいなことになってるのかな?と思って、じゃあもう自分から声を大にして整形してます!と言って、“隠さないで生きていこう”って思ったのがきっかけですかね。それ以降は、SNSでも話すようにりました。
――なるほど。
もえ:それに自分から言ってないのに、他人に昔の写真を引っ張ってこられて「やっぱり整形してるじゃん」って言われるのが嫌なんですよ。だったら、自分で言うし、整形前後の比較写真もSNSには載せています。言われるぐらいだったら、先に自分から言おうって感じです。

以前の山崎さん
――細かいこともお伺いしたいのですが、病院選びの基準はありますか?
もえ:病院を選ぶときは、基本的に友達が行っていて良かったところや、一般の方のSNSを見て選んでいます。目の整形は友達がしていたところなのですが、すごくキレイだったので「紹介してほしい」とお願いしました。
――整形をする時に気をつけていることは?
もえ:整形をする時に気をつけているのは、芸能人の写真は見せないこと。先生に伝えるのは、あくまでも“私の顔に似合うデザインにしてください”ということだけ。芸能人の鼻だけを見せても、自分にとって高過ぎたら似合わないので、そこは先生の審美眼を信頼してお任せする。“こうして欲しくない”は伝えた上で、自分で決めすぎないことが大切だと思います。
――整形後に内面的に変化したことがあれば教えてください。
もえ:私は今だからSNSではプラス思考で前向き、毎日楽しい!という感じなんですが、学生時代はすごくマイナス思考だったんです。「だって」「でも」「どうしよう」という言葉ばかりを使っていて、「なんでそんなにマイナス思考なの?」とよく言われていたんですが、自分がどんどん綺麗になってコンプレックスを潰していくうちに、前向きになれて、内面的に強い女になれました。