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右肩上がりの「完全栄養食」味は微妙…と思いきや。日清“完全メシ”を食べ比べて「今後が楽しみになった」理由

 人が健康を維持するために必要な栄養素を全て含んだ加工食品 “完全栄養食”が近年注目を集めている。株式会社矢野経済研究所が2023年に発表した調査結果によると、2022年度の国内のニュートリション(栄養)市場は1兆7136億円(前年度比102.1%)と推計。その後、2025年度(1兆8089億円)、2023年度(1兆9895億円)と右肩上がりを続けると試算した。 2つの完全 ニュートリション市場が成長する理由として、同社は「人々のライフスタイルが多様化するなかで、フェムケアフードや完全栄養食、パーソナライズフードなどの新興市場が急成長しており、若年層を中心に支持が高まっている」と指摘しており、完全栄養食の盛り上がりを予想している。現在、完全栄養食はコンビニやスーパーで見かける機会が増えており、今後は日常生活に馴染んでいくのかもしれない。

完全栄養食と“普通の食品”、味の違いは

 とはいえ、「良薬は口に苦し」という言葉がある通り、完全栄養食は確かに栄養面で優れているのかもしれないが、味は微妙な可能性も低くはない。そこで食品メーカー・日清が展開するブランド「完全メシ」の商品と、類似の“普通の商品”を食べ比べてみた。 4つ
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まずは日清「完全メシ カレーメシ」
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