へその緒がついた赤ちゃん猫を拾った私が、「乳首」に悩みまくり1万円も使ったワケ<漫画>
ネコが大好きで、YouTubeでひたすらネコ動画を観ていた漫画家の青山ゆずこさん。ある日へその緒がついたままの小さな赤ちゃんネコを保護し、そこから生活が一変しました。幼いネコと暮らす愛おしい日々のエピソードを紹介します(以下、青山ゆずこさんの寄稿)。
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【第2回を読む】⇒「赤ちゃん猫のお世話で、1ヶ月休みます」仕事相手に伝えたら…“意外すぎる反応”に驚いた<漫画>
へその緒がついたまんまの、生まれたばかりのネコを拾ったわたし。
しかし、駆け込んだ動物病院の先生からは、「この子はミルクを飲む力が弱いかもしれない」と言われてしまったのです。なにがなんでも生かすべく、病院の帰りに速攻で動物のグッズが置いてある店を何件もはしごして、授乳用の乳首を買いました。とりあえずひとつ。
しかし、このときのわたしは、“ネコ用哺乳瓶の奥深さ”をまだ知らなかったのです……。


保護した子ネコにミルクをあげたら、まっっっったくうまく飲めない。
「飲む力が弱いなら」ということで、よかれと思ってぐりぐりと竹串で乳首の穴を広げてみたら、まあ大失敗。赤ちゃんネコの顔中にミルクが噴射したり(私が哺乳瓶を持っている手で押してしまった……?)、吸う力がうまく伝わらずに逆に飲めなくなったり。
「大きい穴がダメなら、小さい穴をいっぱいあければいいのでは?」という発想で、メインの穴の周りに針でいくつか穴をあけてみました。そしたらですね。
乳首……それは奥深きもの


飲む力が弱いのか、うまく飲めない赤ちゃんネコ
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