大動脈二尖弁という生まれながらの心臓疾患があり、1997年、2018年、2020年にも手術を受けたことを公表しているシュワルツェネッガー。これまで病気について常にオープンに語り、術後の様子をSNSなどで公開している。
2018年には、シリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイス』の撮影に入る数か月前に、心臓手術を受けて容態が急変し「死にかけた」とのちに明かしている。
幸いなことに、今回は術後も順調な模様。3月18日の手術から4日後には、環境問題のイベントに参加できるほどまでに回復したという。
ただ、自身の持病について世の中に発信することには葛藤もあるようだ。彼はポッドキャスト番組で再手術を告白した際、病気のことをあれこれ話すのは、「私の育ちに反する」と発言。生まれ故郷であるオーストリアでは、身体や健康のことなど個人的な問題は「全て自分の心の中にしまっておくべきとされている」と明かした。
それでも、人々に自身の闘病体験を伝える理由について次のように語っている。
「私が手術について話すことで、病気に立ち向かう勇気と希望をもらったというメッセージをたくさんもらった」
「隠しておくこともできるけれど、私が話すことで、多くの人々が自身の健康問題に向き合うことができると実感している」
「あなたは決して一人ではないことを知ってほしい」
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>