それから数日後にも、今回の事件と足首のケガについて投稿したブリトニー。ホテルでの謎挙動が報じられて以降、自身の精神状態を心配する声が高まっていることについて、「パジャマは着ていたわ。泣いていたのは、足を痛めたからよ」「メンタルがおかしくなったわけじゃない」と反論した。
ケガについては、「手術を受けないとダメかもしれない」と綴り、まだ回復していないとしている。ただ、今月6日には、ホテルで大ゲンカしたという恋人と一緒にドライブを楽しむ姿をメディアがキャッチ。このときの様子を写真つきで伝えたTMZは、「足を負傷しているブリトニー・スピアーズが自家用車のベンツを運転していた。ドライブしている間、終始笑顔だった」と報じている。
さらに10日には、鏡の前や飛行機のなかでポーズを取る姿や、シャンパンが注がれたグラスなどの写真をSNSにアップ。ケガは治ってきたのか?と思いきや、キャプションでは「骨折した足を引きずって歩いている」「これまで何度も足の手術を受けてきたけど、今回は自然治癒に任せるつもり」と心配な報告もしている。
これまで数々の奇行が取り沙汰されてきたブリトニー。今回の騒動は、ヘアーサロンで自らバリカンで頭を丸めてスキンヘッドになってしまった2007年の「丸刈り事件」を彷彿させるものだったとか……。
過去にも、数々の問題行動を起こした彼女は、精神療養施設に入所し、治療を受けたことも。それでもなかなか精神が安定しなかったことから、父ジェイミー氏が「成年後見人」となり、娘の資産や生活を管理するようになった。

これまで何度も奇行が目撃されたブリトニー
当初はブリトニーを守るためとされていた成年後見制度だったが、次第に「虐待的」「支配的」などと批判が高まり、ファンが解放運動を展開。本人の強い希望もあり、2021年に解除された。晴れて自由の身となった彼女は、長年の恋人サム・アスガリと結婚。ようやく幸せを手に入れたように見えたが、1年余りで結婚生活は終わりを迎えた。
実は、サムとの離婚調停が決着したのは、ホテルでの騒ぎが起きる数時間前とのこと。とはいえ、元夫とは離婚問題で争っておらず、スムーズに手続きが進んでいるそう。むしろ、彼女を不安定にさせているのは、現在の恋人ソリズとの関係である可能性が高い。サムと破局した直後から交際がささやかれるようになったソリズには、複数の犯罪歴が。また昨年にも、2人がラスベガスのホテルで乱闘騒ぎを起こしていたとの情報もある。
最近のブリトニーの様子を見て、一部の人々からは「やはり後見人制度は必要だった」といった声も。彼女をよく知る人物も、米メディア『Page Six』に対し、「父ジェイミーのやり方に問題はあった」と認めつつ「後見人制度の適用にはれっきとした理由があった」と発言。さらに「アルコールやドラッグにまた手を出している恐れがある」としたうえで、彼女の現状について「これこそ私たちが恐れていたこと」と語っている。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>