
まず最初に申し上げたいのは、日本国内の銀行や信用組合などの金融機関で受け付けている、円の定期預金は、日本政府の預金保険機構の保証があるということです。
これは1人、1金融機関につき元本1000万円までのお金と利息をシステムで保証し守ってくれる法律です。もしも、「金利がいいけど、この金融機関は大丈夫かな?」と思ったら、この定期預金は預金保険機構の保証が付いてますよね?と質問してみましょう。
次に、定期預金は5年といった長期間のものは十分に考えてからにしましょう。
というのも、これから金利は上がっていきます。5年間も低い金利で固定してしまうと、その間に金利がどんどん上がったら損だと思いませんか? いまは探してもらうと、1年くらいの定期預金でも年0.5%といったものも見つかります。短めで高い金利を探しましょう。
もっと、高い金利はないの? 残念、と思った方は、証券会社などで扱っている社債も考えてみてはどうでしょう?
これは、定期預金ではなく、決められた期間、企業にお金を貸して、約束した利息のお金をもらうという商品です。
注意したいのは、会社が潰れたりしたら、お金はほとんど返ってこない可能性があるということです。だから、安心確実な会社の社債から探してみるのがいいと思います。
これらは、募集金額と募集期間があります。例えば100億円集まったらおしまいとか、6月30日までで締め切り、などとなります。証券会社に、いい円の社債があったら教えてもらいたいと伝えるとか、ネットなどで時々チェックしてみましょう。