過去にはEXITが、コロンブスを登場させた歌詞で炎上
コロンブスに関する炎上騒動と言えば、お笑いコンビ・EXITの2人が作詞に参加し、2021年7月にリリースされた配信シングル「なぁ人類」が思い出される。
同曲では<
コロンブスがアメリカ大陸を見つけた時代の方がよっぽど自由と希望溢れてただろ>という歌詞が出てくるが、コロンブスを“先駆者”とポジティブに解釈している内容の楽曲となっており、この時も今回のような炎上騒動に発展した。
テレビで“ナチス式敬礼”をしてしまったアーティスト
コロンブスではないが歴史に対する認識が甘かったがゆえのトラブルは結構ある。人気ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEは、2023年12月18日に配信した「SOLDIER LOVE」で、<上書きする地図><Far eastの地から神風吹き荒れたなら>といった
“軍国主義”を思わせる歌詞に批判が集まった。
加えて、THE RAMPAGEは同月22日に出演した音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)で「SOLDIER LOVE」を披露した際、右手を斜め前方に掲げる
“ナチス式敬礼”と思われる振り付けがあったことで、火に油を注ぐかたちとなった。
エンタメ業界はとりわけコンプライアンスに気を配る必要があり、アンテナを高くして「今何に気をつければ良いのか?」ということに細心の注意を払わなければいけない。そのため、今気を付けることばかりに意識を取られてしまい、過去や歴史に意識を向けることができていないのかもしれない。
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画像:Mrs. GREEN APPLE「コロンブス」Official Music Videoより
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<文/高萩陽平>
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高萩陽平
恋愛系のメディアで多数執筆。10年前からmixiやスカイプちゃんねるなどでネットナンパに没頭。数年前からマッチングアプリに参戦して結果を出し続けている。元アイドル、100キロ越えのふくよかさんなど、多種多様な女性との交際歴を持つ。