フワちゃん、以前から危ういSNS運用。芸能人炎上連続の中、有吉弘行は毒舌でも許されるワケ
今回のフワちゃんの騒動に関しても、有吉は番組共演が多いことで言及するのか、週刊誌はじめネットニュースはじめ注目されている。
しかし、有吉はスカすように8月14日にXの投稿で、「週刊誌の窓際おじさんが意見を言えとずいぶん煽ってくるだけどこちらも双葉社の手先、お互い商売だ!意見を言うなら双葉社だ!いつか言うぞ!すごいこと言うぞ!双葉社じゃなきゃ言わないぞ!フワちゃんも中丸もランジャタイも稲田も!」と宣言。
自身がコラムの連載を持つ双葉社のHPに繋がるリンクを貼るだけで、コラムで言及するのか不明のまま放置されている。これも、世間の興味を引きながら肩透かしするおもしろさを見せ、ギリギリ炎上しないラインを攻めている。
ここまで紹介したのは、有吉がSNSで起こした騒動の一部だが、フォロワー数を考えると炎上してもおかしくないような投稿も多々ある。しかし、なぜ有吉の投稿は許されるのか?
有吉がSNSで炎上しない理由
理由として、有吉の芸人としてのスキルの高さが挙げられる。 現在はMCとして活躍する有吉だが、猿岩石としてブレイクした後は、売れない暗黒期を体験。その後、ピン芸人として『内村プロデュース』(テレビ朝日系)などで傍若無人なキャラを開拓し、毒舌で注目を浴びるようになった。 さらに、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で開花させた、アダ名芸で再ブレイクしている。この毒舌とアダ名芸は、相手が怒るギリギリのラインを攻めたことで視聴者に受け入れられた。 有名なところでは、お笑い芸人の品川祐に対してつけたアダ名の「おしゃべりクソ野郎」がある。品川も血気盛んな芸人として知られているが、このアダ名には激怒するでもなく、本人もすんなり受け入れてしまう絶妙なラインの悪口になっている。 いまの有吉のSNSの運用では、毒舌やアダ名芸と同じで「絶妙なライン」を突くのがうまいと感じる。櫻井のファンとやり合ったときもすぐにオチをつけたり、藤本への暴言も本人がツッコミを入れやすいギリギリのラインで展開。 つまり、有吉はSNSの運用においても、芸と同じく絶妙なラインで時事ネタや芸人、一般人をイジり炎上が起こらなくしているのだ。まさに名人芸とも言うべき匙(さじ)加減で、毒舌と暴言の間をうまくすり抜け笑いを生み出している。 また、数多くの番組でMCを務めているからこそ、世間の怒るラインを把握し地雷を避けることに成功するのだろう。
フワちゃんはSNSの使い方を有吉に学んだほうがいい
フワちゃんもテレビなどで見るキャラと同じく、SNSでは毒舌を売りにしていた。しかし、有吉ほど芸達者でも無く、またギリギリのラインの見極め方で失敗をしたのだろう。 有吉のSNSの運用法は、全芸能人が参考にしたほうがいいほど優れたもので、今後フワちゃんが芸能界に復帰するならSNSの使い方を一から有吉に学んだほうがいいだろう。 <文/ゆるま小林>
ゆるま 小林
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆
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