二階堂ふみがNHK『あさイチ』でキゼンと質問!動物ふれあいコーナーってストレス大丈夫なの?
触られることがストレスになりやすい「ふれあい動物」は他にも…
例えば、ウサギは「寂しがり屋」というイメージが強いものですが、実は警戒心が強く、自己主張をしっかりとする生き物。個体によって性格や気質は違いますが、過度に構われることが強いストレスになる子もいます。
モルモットは最もポピュラーな「イングリッシュ」や縮れ毛が特徴的な「テディ」など、様々な品種がいますが、いずれも穏やかな性格である反面、警戒心は強め。モルモットは肉食動物から捕食される存在だったため、その名残りから警戒心が強く、臆病な子が多いのです。
捕食対象であったモルモットにとっては、自分より体が大きな人間も脅威の対象。もちろん個体差はありますが、自宅での飼育下では愛情を持ってお世話をしても懐かない子もいると言われています。
モルモットは聴覚が優れているため、大声や大きな物音が苦手。初めての人や環境に慣れるのに時間がかかりますし、環境の変化によってストレスを感じることもあります。ちなみに、突然のフリーズは、怖がっているサインです。
なお、モルモットは、ペットショップや動物園などでのふれあい体験では複数の個体がひとつのケージに入れられていることもありますが、1匹ずつケージを用意することが推奨されています。
なぜなら、群れる習性がある一方、集団の中で優劣をつけるという特徴があるから。弱い個体は攻撃の対象にされてしまうことがあるため、飼育環境にも配慮することが大切なのです。
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古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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