Lifestyle

2度も飼育放棄されたミックス犬…ようやく出会えた“本当の家族”と遊ぶ姿に感動

一つずつ教えれば、すぐに覚えるお利口さん

ヤマト

ヤマトは2度目の保護で「できること」が増えていきました

「本当の里親さん」が見つかるまで、ヤマトは改めて散歩や外遊びのトレーニング。当初は「どんなふうに遊べばいいの?」と戸惑っていたヤマトですが、一つずつ教えてあげるとすぐに習得。人間の言うことをよく理解し、そして覚えるお利口さんでした。  2度目の保護から2カ月ほどが経過すると、多くの家庭犬ができるほとんどをマスターしました。  そして、この頃に再び「ヤマトをうちに譲って欲しい」という里親希望者さんからの申し出がありました。団体メンバーは過去の経緯を包み隠さず伝えると、里親希望者さんは「そんな過去があるなら、なおのことうちで幸せに導いてあげたい」と優しい一言。  果たしてヤマトは、この優しい里親希望者さんの家が「今度こそ」の本当のお家になりました。
ヤマト

「今度こそ」の本当のお家が見つかりました

本当の家族の元で幸せな日々を過ごす

ヤマト

たくさんの婿入り道具に大喜びのヤマト

 初めて迎え入れらたお家には、「ヤマトのために」とたくさんの婿入り道具が用意され、ヤマトも匂いを嗅いでご満悦。里親さんとは以前一度だけ面会で会っていましたが、覚えている様子で、笑顔で手を出しご挨拶。
ヤマト

「覚えてますよ!」と笑顔で手を出しご挨拶

 警戒したり暴れたりすることなくすぐに溶け込みました。  今では日々散歩に連れて行ってもらい、冒頭で触れたように、嬉しそうに野原を駆け回るようになりました。  里親さんと一緒に嬉しそうに駆け回るヤマトの様子を見ると、元々この家と赤い糸で結ばれていたように感じ、目を細める団体メンバーでした。 <取材・文/デコ女子部>
デコ女子部
編集プロダクション・decoの女子部門。30~40代の男女の編集・ライターにより執筆
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