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エミー賞で“LGBTQセレブ”との写真だけ投稿した日本人俳優の魅力。他にもセレブが大勢いる中で

エミー賞授賞式を経験したこと

 自分の新世界を知ろうとするスタンスが、これまでの俳優人生を豊かに発展させてきたのだろう。2011年にはクリス・ヘムズワース主演のマーベル映画『マイティ・ソー』でハリウッド映画進出を果たしている。  今回のエミー賞授賞式を経験したことで「自分がここに立っているということを認識し、エミー賞にノミネートされるということの重みと意義を考えなければいけない」と『TOWON & COUNTRY』誌に答えている。  浅野が噛み締める「重みと意義」についてはぼくらもよく考えてみる必要があるのだが、少なくとも『SHOGUN 将軍』の画面上からはっきりわかることがある。浅田が演じる伊豆領主・樫木薮重が第1話で初登場する場面。領地にやってきた薮重が馬上でひたらすらゆらゆらと揺れている。  画面奥から手前へゆらゆら。寄りの表情を見ると、うっすらにやけている。それが不気味でもある。第一声にはボソボソ感が少ない。同じ時代劇作品で公開年が近いものだと北野武監督の『首』(2023年)がある。  同作での黒田官兵衛役では、引きの画面で印象付くたどたどしいボソボソ声が逆に魅力的だった。それに対して『SHOGUN 将軍』の寄りの馬上シーンのゆるがないゆらゆら感は、浅野忠信の次なる唯一無二を揺り動かす。 <文/加賀谷健>
加賀谷健
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役 “イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。 X:@1895cu
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