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元TBSアナ・39歳「スーパーの半額刺身で…」地元に出戻った私のリアルな食事情

ホットクックで作るカレーにも飽きてきた

 ちょっと最近食生活があんまりだな……と感じていた矢先、鏡を覗き込んでみると、目の周りには細かいシワ。そしてなんとなく内側からパンッと押し返してくるような張り感もなくなってしまったり。  20代の頃は、ある程度めちゃくちゃな食生活でも、シワなどとは無縁であったわけですが、スキンケアのみで、ある程度お肌のコンディションをどうにかできるという時代は終わりました。  さて、しぶしぶ自分のために料理を作っている私。我が家で最近よく食卓に上がるのはカレーです。  冷蔵庫や冷凍庫の残り物を自動調理鍋ホットクックに入れて、ルーを入れてそのままお任せ調理してしまうというもの。食べきれなかったかじりかけのりんごだって、細かくして入れてしまえばOKという便利さ。  愛犬のお散歩前にセットすれば、帰宅した頃にはできあがっていますし、何よりも野菜やタンパク質を大量に摂取することができるので都合が良いのです。  ただ一つ! 最近それを作りすぎて、若干自分のカレーの味に飽きてきたという弊害が……。

半額お刺身の漬け丼がささやかな幸せ

漬け丼

ある日のメニュー

 そんな私でも飽きずに最近ハマっているのが、お手軽漬け丼。仕事帰りスーパーに寄ると、北海道クオリティーの新鮮なお魚が、場合によっては半額で並べられていることがあります。  さすがとしか言いようがないのが、半額かつ解凍品のお刺身であっても、とにかくおいしい。漬け丼とキャベツの浅漬け、青汁でご飯を済ますこともありますが、私の中ではかなりの満足感。  自炊に対して今後100パーセントの満足を得ることはなかなか難しいのではと思っていた私であっても、これを食卓にもりつける瞬間はなんとも言えないワクワク感が。自分の料理でこんなに「今夜の晩御飯が楽しみだ」という感覚になれるのは久々かもしれません。  ただここでまた問題が。時折、ごま油をこれに少し混ぜたら一層美味しくなるんだろうなぁと思うことがあるのですが……。  私一人でごま油1本を使い切るなんて、いったい何年かかるんだろうか? なんて考えてしまい、手が出せないのです。これは価格の問題では無いのです。  我が家には、バターもオリーブオイルもある……そこにごま油も追加するのか……いや、油ありすぎ!? 酸化しない!? などなど、毎日いじいじ考えているから、自分のためにおいしいお料理をなかなか作ることができないのかもしれませんね。丁寧な暮らしとは縁遠い私の食生活です。 オータムフェスト<文/アンヌ遙香>
アンヌ遙香
元TBSアナウンサー(小林悠名義)1985年、北海道札幌出身、在住。現在はフリーアナウンサーとしてSTV「どさんこWEEKEND」メインMCや、情報番組コメンテーターして活動中。北海道大学大学院博士後期課程在籍中。文筆家。ポッドキャスト『アンヌ遙香の喫茶ナタリー』を配信中。Instagram: @aromatherapyanne
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