専門家が解説する「脳を発達させる授乳のコツ」…哺乳瓶の“意外なメリット”もうれしい
授乳時の笑いかけや語りかけはことばの能力の発現に大きく寄与
授乳時には、口角筋を3次元に動かしているので、このとき笑いかけたり、ことばをかけたりするのは、それ以外の時より神経系が連携しやすいのである。授乳時の笑いかけや語りかけは、コミュニケーションやことばの能力の発現に大きく寄与すると言っていい。
その観点からすると、哺乳瓶の授乳は気が抜けないから、案外、顔を見合わせている時間が母乳育児より長いのである。
我が家の2歳児は、今も夜中に哺乳瓶でフォローアップ・ミルクを飲む。彼は自分でしっかり持つのだけど、それでも寝落ちしたとき顔に倒れてくるので、添い寝している私は手を添えている。だから、どうしたって、顔を見ることになる。
哺乳瓶授乳で、顔と顔のコミュニケーションが増える
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