「もしも母親適性検査があったら私は不合格だ」悩んだ結果、母はやめず“妻をやめた”女性の胸中とは?
結婚そして出産。いやおうにも妻と母親を掛け持ちしなくてはならない女性。でもはたして、夫が父親を掛け持ちしてくれるのでしょうか。
『母ですが妻やめました』(KADOKAWA)は、悩み抜いた結果、妻をやめた女性の物語。
主人公の木下理恵は32歳、結婚して7年になる理恵には5歳の娘、ナナがいます。夫の亮は39歳、育児には無関心で趣味や友達付き合いを優先する始末。
とはいえ、こういった家庭は特にめずらしくはありません。ただ、主人公の理恵の性格は、かなり真面目で繊細。子育てや人間関係が苦手で、ひんぱんに自己嫌悪に陥ってしまうのです。