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大掃除「3大やりたくないスポット」がピカピカに…プロも使っている“最強の攻略アイテム”5選

やりたくないスポットその3「お風呂場」

『自分を洗うので精一杯、風呂場まできれいにする余力はない……』。日々、入浴するたびにそうやって汚れから目を背けてしまうのは、多忙な現代人の悲しいサガなのでしょう。しかし、この繰り返しが、お風呂場の汚れをガンコにさせるのです。主なガンコ汚れは「水アカ」と「カビ」。もっとも目立つ水アカは鏡や水洗金具についたウロコ汚れですが、目立たないだけで壁やタイル、浴槽のヘリや側面にも付着しています。カビはパッキンやドアと壁の境目の隅などで、ジワジワと増殖して存在感を増していきます。 「水アカ」「ウロコ汚れ」は水道水に含まれる、カルシウムやミネラルとせっけんカスが固まって蓄積したアルカリ性の汚れ。一方、カビは真菌類という微生物で、湿度の高いところで増殖します。加えて、ホコリや垢が栄養となるため、お風呂場は繁殖にうってつけの環境なのです。 汚れの成分が混在しているお風呂場。大掃除をラクに済ませるコツは、汚れの成分・性質ごとに特化している洗剤の使い分けです。 <水アカ、ウロコ汚れ> アズマジック鏡のウロコ・水アカ洗剤 ウロコ汚れ用洗剤<カビ> アズマジックカビ取り洗剤  カビ用洗剤水アカやウロコ汚れ、カビのいずれも汚れがガンコすぎる場合は、1回の掃除では落としきれないことも。『せっかく、掃除にしたのに……』とがっかりしてしまいますが、諦めずに何度かトライしてみて。 来年こそ、こまめに掃除をして「大掃除のいらない家」を目指したい! そのためにもまずは、攻略アイテムで今年の溜まった汚れを一掃しましょう! <写真・文/栗原貴子>
栗原貴子
(くりはら・たかこ)コンテンツディレクター、編集・ライター。ライフスタイルマガジン元編集長。仕事がたてこんでくると、掃除や片付け、捨て活で現実逃避をするクセがある。着物好きが高じて「きものコラムニスト」として雑誌連載やイベント登壇、着物カタログの制作などの活動にも従事。目下、似合わなくなった若き日の着物や帯を、どうやって片付けるかを悩んでいる
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