配偶者との出会いは“ヤリモクが多いと噂のアプリ”だった
SNSなどの婚活アドバイスから距離を置いた美咲さんは、「高学歴で大人しそうな人が多く、近くに住んでいる人を探しにくい結婚相談所は、自分には合わない」という結論に至ります。
片道1時間以上かけて相手に会いに行くことに疲れてしまっていた彼女は、
マッチングアプリのTinderに再登録します。位置情報から近くにいる人が紹介されやすい点と、コミュ力が高いユーザーが多いという噂に魅力を感じたのです。なお、Tinderは私が勧めたわけではないです。

一般的にマッチングアプリではメッセージ送信をはじめ「男性は有料」という機能が多い中、Tinderの場合はメッセージ送信は男女ともに無料で、男性も無料でできることが多いです。そのため、
出会いに困っているほどじゃないイケメンもいますが、ワンナイト目的のいわゆるヤリモクや、結婚相手でなく友達探しが目的のユーザーも少なくありません。しかし、様々な婚活サービスを使いすぎた美咲さんにとって、「Tinderは腹の探り合いもなくやりやすかった」そうです。
最後のアプリで「初めて相手の人柄を見るようになった」
美咲さんによるとTinderの魅力は3つだそうです。
「私はちゃんと顔写真を登録して使っていたんですが、顔がわかる写真で登録するユーザーがそもそも少ないので、それだけで『ちゃんとした人』って思ってもらえました。
ヤリモクもいますが『ヤリモクですけどいいですか?』って申告してくれるんです。『そういうつもりがないです』って返信すると『そうですか』で去っていくから楽でした。
今までは学歴とか条件で相手を見てしまっていたけど、
Tinderは条件で絞れないし、初めて相手の人柄を見るようになったんです」