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「デートのはずが、タダ働きさせられそうになった」30歳女性が“心底ガッカリした”婚活の悪夢

こんにちは。これまで1000人以上の男女の相談に乗ってきた、恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。髪もボサボサで化粧もしない“完全なる非モテ”から脱出した経験を活かし、多くの方々の「もったいない」をご指摘してきました。誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。
スマホを操作する女性の手元

写真はイメージです(以下同じ)

ハードルの低いマッチングアプリを筆頭に、婚活サービスはすっかり一般化。若い人がどんどん婚活市場に出てきています。皆さんは“婚活で苦戦する人”といえば「相手に求める条件が異様に厳しい“高望み”」や「婚活開始が遅くて年齢が高くて不利な人」、またはその合わせ技、を想像するのではないでしょうか。ですが今は、高望みをしていない若い女性であっても、婚活で苦戦するケースが増えています。 デザイナーの美咲さん(仮名・30歳)もその一人。24歳という一見婚活では有利な年齢で婚活をスタート、高望みをしていないにもかかわらず、結婚する前に6年も迷走した女性です。その間、本当にクセの強い男性たちにも出会ってきました。

複数のアプリを使って、出会うのは変な男性ばかり

周りが女性ばかりの環境で、過干渉気味な母親に育てられた彼女。24歳で婚活を開始しますが、それまで恋人がいたことはありませんでした。それもあってか、マッチングアプリを始めてみたものの、正しい努力の仕方が分からないのです。 うまくいくためには、「いいね」が集まる人気女性にならなくてはと考えた彼女。当時「男性にはBUMP OF CHICKEN好きが多い」という点に目をつけ、友人の付き添いでライブに行く程度の熱量しかないにもかかわらず、プロフィールにBUMP OF CHICKENのライブに参加したときの写真を載せていたそうです。結果、マッチング数は増えますが、心が動くことがない相手と薄い会話を繰り返すことが辛いという事態に。 迷走して、占い師にも頼った美咲さん。そこで「悪い縁を切らないと良縁が入ってこない。北にある神社に行くと良い」と言われて、北側で有名な縁結び神社に行ったこともありました。
美咲さん(仮名)

婚活で6年迷走した経験を語ってくれた美咲さん(仮名)

26歳になるころには、Pairs、withに加え、メッセージを省略してお食事デートができるDineや、タップル、Omiai、Tinderなど複数のマッチングアプリを使うようになっていた美咲さん。来た「いいね」をさばくだけの受け身な女性が多い中、自分から積極的に「いいね」を送っていました。 その姿勢は素晴らしいと思います。ただ、出会えた相手は揃いも揃って変な男性ばかりだったのです。中でも、特にインパクトの大きかった3人の男性について話を聞きました。

新型コロナ流行中にバイキングって……

1人目は同じ大学出身の7歳年上のA氏。共通の話題もありチャットは盛り上がりました。彼から「おすすめの展示があるから、ランチを食べた後に美術館へ行かない?」と提案があります。当日彼が連れて行ってくれたお店は、ランチとしては高額な、一人約6000円の食べ放題バイキングでした。 当時は新型コロナの流行中だったため、美咲さんはバイキングに抵抗がありました。でも相手がお店を予約してくれていたので、渋々そのプランを承諾します。
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自分で決めたランチの店で「◯◯」と文句を言い出す男
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