ほぼトイレとベッドの往復でボロボロの年末年始を過ごし、別れを強く固く決意をしたそうですが、翌年から別れ以外にも行動を起こしたそうです。
「
まずは疎遠になっていた家族と会うことにしました。疎遠の原因は不倫ではないんですが、親とわかり合えないという感覚が、ずっと家族を遠ざけていました。でもそれはピンチの時にさらに孤独感を強めるだけなんです。今では仲良しとまでは言いませんが、多少距離も縮まって、いい関係が築けています。また彼とも時間はかかりましたが、お別れすることができました!」

彼とはその後どうやって別れたのかというと、結局「
離婚する気があるのか?」という不倫女性が1番気になる問題と時間をかけて向き合い、突きまくった結果、彼から「
する気はあるけど今すぐ行動は起こせない」という答えを無理やり引き出し、納得して別れたそうです。
「自分もすんなり別れられたわけじゃありません。でも結局彼に今の関係を聞けば聞くほど2人の仲が悪くなっていったので、彼の愛情の大きさは、その程度だったってことです」
彼と別れられて本当によかったし、家族と再び仲良くなれてよかった。心底そう思うのですが、きっかけがあのときの牡蠣だったと思えば、年末年始に散々みじめな思いをするのも、一生に一度くらいは悪くないかも。そんな風に思ったりもする佳純さんでした。
<文/女子SPA!編集部 イラスト/ただりえこ>