保護猫サイトで発見した“強烈な個性”を持つ子猫→数年後の天真爛漫な姿が愛くるしい
【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.158】
人間相手では埋まらない、心の穴を満たしてさえくれるのが、猫。うつ状態だったchat noirさん(@chatnoir8888)は、動物愛護センターに収容されていた絆那(はんな)ちゃんと出会ったことで日常が変化したそうです。
頬にチークのような点々模様を持つ絆那ちゃんは、その毛柄の愛らしさや天真爛漫な性格で、飼い主さんに笑顔を取り戻させました。
先代猫を亡くしたchat noirさんは2020年8月頃、職場関係の問題でうつ状態に。笑えなくなったchat noirさんを奥さんは心配して、ある行動に出ました。
「私がたびたび漏らしていた『猫、飼いたいな』という言葉を思い出し、いろいろな譲渡猫のホームページを見てくれていました。
1カ月ほど探すなかで見つけたのが、ひと際強烈な個性を持った絆那でした」
当時、絆那ちゃんは和歌山県動物愛護センターに収容され、「譲渡開始予定」となっていました。
施設の職員によれば、兄弟猫と一緒に保護されたあと、生後3カ月までミルクボランティアに預けられ、譲渡対象として動物愛護センターに戻ってきたところだったそう。
この子しかいない――。そう直感した奥さんは、絆那ちゃんの写真をchat noirさんに見せました。
「なにこの子! すごい!」と第一声をあげ、すっかり夢中になったchat noirさん。
「写真を見たとき、強烈な個性に衝撃を受けました。すべてのことに興味を失い、生きていることさえ煩わしく思っていた私の世界が色を取り戻した瞬間でした」
驚き、そしてなんともいえないおもしろさで笑顔になったchat noirさんを見て、奥さんはより絆那ちゃんを迎えたくなったそう。
そこでchat noirさんが仕事に行っているあいだに、奥さんはひとりで動物愛護センターへ。というのも、和歌山県動物愛護センターは講習会参加によって、はじめて譲渡資格を得られるシステムだからです。
講習後には、絆那ちゃんとの初対面もしっかり済ませた奥さんですが、実はここまでchat noirさんには内緒!
帰宅後にはじめて講習会への参加や対面の報告を受け、行動力に驚かされたとか。
「先代猫を亡くしたのは2005年のことです。15年ぶりに猫と暮らすことへの喜びや期待、不安、驚きが入り混じり、妙な焦りがありました」
うつ状態の時に出会った“強烈な個性”を持つ子猫


不安と期待が入り混じった初対面
