前々から大の親日家で知られるカニエ。昨年秋ごろには、「妻と離婚して、日本移住を計画している」と報じられた。どうやら離婚はしなかったようだが、実際のところ、昨年の大半を日本のホテルで暮らしていたそう。
都内では、ビアンカさんや前妻キムとの子供たちと一緒にいるところがたびたび目撃されていた。またカニエ率いるアパレルブランド「YEEZY」が東京オフィスのスタッフを募集しているとも報じられていた。
日本移住に向け着々と準備を進めているようにみえていたが、グラミー賞での一件により、日本で2000万ドル(約31億円)の契約を失ったという。ある関係者はデイリー・メールにこう語っている。

この騒動で東京ドーム公演の計画が台無しに?!
「カニエは、自分に巡ってくるすべてのチャンスを台無しにしています。この大胆な行為は想像を絶するほど不気味なもので、日本では恐怖をもって迎えられています」
公式な発表はされていなかったものの、5月に2公演が予定されていたという東京ドームでのコンサート。けれども今回の騒動で、日本のイベント主催者は考えを改めたと言われている。
「日本は女性の権利に関する文化的な目覚めを迎えており、MeToo運動がとても盛んです。彼がしたことは、強制的な支配行為と見なされており、まったく受け入れられない。彼は文化的に完全に日本を見誤っています」
「コンサートを支援している日本の投資家たちは、この件で非常に動揺しています。彼らが公演の資金を引き上げる可能性は高いですね」
先日ポッドキャスト番組に出演した際、日本が好きな理由について、「寺が大好きなんだ。人々がすごく礼儀正しいところも好きだ」と熱く語っていたカニエ。たとえ東京ドーム公演ができなくても、日本を活動拠点にする可能性は低くなさそう。
ただ健康面で気になる情報も。先週、ポッドキャスト番組の中で「医師から自閉症と診断された」ことを明らかにした。
かつて元妻のキムは、カニエの奇行について「彼は(気分が躁状態とうつ状態を繰り返す)双極性障害を患っている」とSNSで釈明し、「思いやりと共感を持ってほしい」と世間に訴えたこともあった。双極性障害にせよ、自閉症にせよ、心身に不調を抱えているのであれば、カニエ本人と常にそばにいるパートナーは、まず適切なケアを受ける必要があるような気がするが……。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>