
そしてついに、普段より3万円近くも高い携帯電話の料金が引き落とされていることが判明します。何かの間違いかと思い明細を確認してみると、キャリア決済が3万円ほどアップしていたのです。
しかもそれは、Tくんが使っているスマホのほうでした。
「もちろん帰ってすぐに、Tを問い詰めました。するとTは一瞬驚いた様子で私を見ると、目を潤ませ、平謝り。ウソか本当か、本人は、それほどスマホゲームに課金していた自覚はなかったようです。
金額が3万円と支払える範囲だったからまだよかったけれど、これは一大事だと強く説教しました」
家計の現実をしっかりと教えると、よりしっかり者に成長
それだけでなく、普段は1円でも安い食材をみつけて購入していることや、1か月にかかる生活費について説明。通帳を見せ、「これだけ働いて節約しても、ほとんどお金が残らないのが現実」だということについてもしっかりと伝えたのです。
「いくらしっかりしていて信頼できる息子とはいえ、中学生はまだまだ子ども。その件があって以降、キャリア決済ができないように手続きしました。
そして私のスマホのパスワードも変更。いまは、パスワードをTに見られないよう常に気を張っています」
その後、Tくんが課金することはなくなり、高校生になるとすぐに家計を支えるためにアルバイトを開始。
いまは華子さんを助けてくれる存在に成長したといいますが、これからもお互いにパスワードなどは共有しないと決めていると話してくれました。
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<文/山内良子>
山内良子
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意。