小室佳代さんは、お金のトラブル以外に、男性との交流も話題になりました。

夫の敏勝さん以外にも、敏勝さんの幼なじみで佳代さんが「運命の人」と呼んでいたYさん(オープンカー所有)、約400万円の借金問題で揉めていた元婚約者のAさん、一時的に養っていた20歳くらい年上の彫金師(22年頃一時的に復縁説が浮上)など。
エッセイには彼らの存在は……もちろん一切書かれていませんでした。
今思えば、料理上手なのもモテる理由の一つだったのかもしれません。本には料理のイラストが収録されていて、小室佳代さんの絵心を感じさせます。かつてAさんに送った「今年はつややかにまいりましょう」と添えられた春画風のイラストをなつかしく思い出しました。
小室佳代さんをとりまく男性たちは出てきませんが、本には小室圭さんへの思いが詰まっていて、母の愛の強さを感じさせました。小室さんの成長アルバムを見せてもらっているようです。
世の中の小室さんファンにとっては、生まれたばかりの小室さんや、小学生時代の屈託ない笑顔の小室さん、海の王子として活躍する小室さん、フォーダム大に留学中に自炊する小室さん、など秘蔵の写真が多数掲載されているので、充実の一冊かもしれません。
小室さんが眞子さんとアメリカに出発する日にダース・ベイダーのシャツを着ていたのが話題になりましたが、この本には子ども時代にダース・ベイダーにハマったと書かれていて、あのファッションの意味がわかってすっきりしました。