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オンラインカジノ騒動のM-1王者、自粛きっかけで相方芸人が大ブレイクしそうなワケ

ケムリがバラエティで大化けする可能性を秘める理由

トーク力が高いケムリだが、漫才同様にフリートークでもツッコむのが上手だ。
2月17日放送のラジオ番組『パンサー向井の#ふらっと』(TBSラジオ)に代打MCとして登場した際も腕前を披露。共演した滝沢カレンや三四郎・相田周二のボケを次々と拾い、笑いを生み出す芸当を見せた。 ケムリは、歴史や時事ネタに強いだけでなく、ネットカルチャーや芸能ネタにも精通。滝沢、相田とタイプが違うボケにどちらも対応し、番組を盛り上げることに成功した。 また、2024年に放送された非モテをテーマとした『ケムリ×ニシダ×ぐんぴぃのモテないのなぁぜなぁぜ?』(テレビ朝日系)では、共演するぐんぴぃに対し、「ぐんぴぃさんが童貞なことで、ちっちゃい格差が生まれ俺たちがモテるスタンスでいる」と、抜群のワードセンスで笑いを生んだ。 場面に応じて状況を整理し展開していく能力に長けたケムリは、どんなトークにも対応できるワードチョイスがうまく、「くるま」の縦横無尽なボケに対応しているおかげでどんな状況でも的確なツッコミができる。そのうえで、自分でもトークを組み立てられるのでツッコミ芸人として優秀だ。 また、大喜利のうまさにも定評があり、『フットンダ王決定戦』(日本テレビ系)でも活躍。番組ではおなじみの芸人であり、ワードセンスの良い大喜利をこれまで数多く見せてきた。 ツッコミだけでなく、トークもうまく大喜利も強い、実はケムリは「くるま」の影に隠れているが、芸人としてオールマイティに活躍できる素質を持っているのだ。

ケムリは尊敬するオードリー・春日俊彰のようになるべし

そんなケムリだが、今回は騒動もありピンでの仕事が増えバラエティ番組への出演が急激に増えることが予測される。そこで、実力を発揮すれば、いま以上に大ブレイクする可能性を秘めている。 ちなみに、ケムリはオードリー・春日俊彰に憧れていると公言しているが、今回の騒動をキッカケにイジられキャラを開拓できればバラエティ番組で無双の強さをほこるだろう。 春日は地頭が良いのでイジられキャラを受けることができるが、ケムリも同じく頭が良くイジられキャラをうまく処理できる。愛されキャラに成長するチャンスがあると考えられる。 ケムリが孤軍奮闘して人気を高めれば、「くるま」が復帰した際には、さらに令和ロマンはレベルアップすることは間違いない。「くるま」の動向だけでなく、ケムリが一人でどこまで成長するか、2025年の春以降は注目したいと思う。 <文/ゆるま小林>
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【動画】オンラインカジノ報道について謝罪する令和ロマン
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