警戒心MAXなノラ猫を保護→現在の穏やかな姿に感動!リビングで堂々の“ヘソ天”も披露
捕獲機なしで保護に挑んだ
1週間ほど経ったころ、飼い主さんは窓が閉まった状況に慣らしたいと思い、あんこちゃんと茶々丸さんが家の中でご飯を食べている時に窓を閉めたそう。すると、あんこちゃんは大鳴きしてしまいました。2年前の6月中旬🎥
— 家猫元庭猫 (@ieneko7nyans) October 23, 2024
先住猫は2階だけの生活にして、24時間家開放して、お家ご飯に慣らして庭猫4にゃんまとめて保護作戦をやってた頃
結局マルコとマルオの警戒心が取れず、1週間後に茶々丸とあんこを勢いで保護しました。
明日も無事か分からない中、ギリギリの選択でした。#保護猫と暮らす pic.twitter.com/hJjv8owU2C
「このまま外に出したら2度と帰ってこないかもしれないと思うほどだったので、そのまま2匹には家猫になってもらいました」
家猫にするのは幸せなのかと悩んだ日々
なお、あんこちゃんは先住猫たちとも喧嘩をせず、同じ空間で過ごせています。ただし、もっとも小柄で軽量なのに、一番勝ち気な性格の持ち主でもあるため、先住猫たちがタジタジになる場面もあるのだとか(!)。
そうしたやんちゃな姿が見られるのも、命があってこそ。
飼い主さんは保護前、一緒に生活できない病気があったらどうするのか、そもそも外の子にとって狭い家での生活は本当に幸せなのかなど、悩みに悩みぬいてから保護を決断しています。
だからこそ、空調の効いた部屋でのんびり日向ぼっこを楽しむあんこちゃんを見るたびに湧く、感慨深い気持ちもひとしおです。
「今も厳しい環境下で辛い思いをしながら生活している子がいるのだと思うと、幸せな猫生であることを祈りたくなります。すべての外猫を保護することは不可能ですが、手の届く範囲で保護をしながら、ずっと暮らせるお家探しを手伝いたいです」
家猫になり、ボール遊びの楽しさも知ったあんこちゃん。そのニャン生がこれからも豊かなものでありますように。
<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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