道端で見つけたノミだらけ&クシャミ連発の子猫→立派な美猫になった“現在の姿”にほっこり
【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.161】
ノミやシラミ、回虫などが体に住み着き、“病気のデパート”状態だった子が、こんなにも美猫になってくれた……。
そんな喜びを噛みしめているのは、飼い主のこめこめ倶楽部さん(@komekomeclub_06)。
愛猫のちまきちゃんとの出会いは、2023年夏のことでした。
その日、飼い主さんは予約していたエステサロンへ行くため車を運転していました。すると、道路脇に白いビニール袋のようなものが落ちているのを発見します。
近づくにつれ、それが子猫であることに気づいた飼い主さんは困惑。エステの予約時間が迫っている上に、車内にはキャリーケースなどもありませんでした。
保護を迷いながらも、「このままでは車に轢かれてしまう」との思いから、車を脇に停め、子猫のもとへ走りました。
しかし、子猫は驚いて道路脇にある藪の中へ。焦りつつ、飼い主さんは藪の中を覗き込んで子猫の姿を探します。
「そうこうしているうちに、どこから出てきたのか、私の横にちょこんと座っていたんです。迷わず体を掴み、車に戻りました」
飼い主さんはエステサロンにキャンセルの電話を入れ、暴れて鳴き叫ぶ子猫に「大丈夫だよ」と声をかけつつ、家路を急ぎました。
子猫は鼻水や目ヤニが見られ、白い手足は泥などの汚れで茶色になっていました。
「帰りの車内では、クシャミ祭り。私の服や車内は鼻水だらけになりました(笑)」
飼い主さん宅には先住猫と先住うさぎがいますが、お米に関連する名前を共通してつけてきていたとか。そこで子猫の名前は「ちまき」に決定します。
「お米の料理だし、響きも女の子らしくていいなと」
一時帰宅のあとは、動物病院へ連れて行きました。体にたくさんのシラミがいることが判明したため、症状が酷い背中部分は毛刈りをし、他の部位にいるシラミはセロテープで駆除。
お家では先住たちにうつらないように隔離を徹底しつつ、専用のシャンプーで体を洗いもしました。
地道な努力を続けた結果、シラミの駆除は成功。ところが、今度はカビが皮膚に感染して起こる真菌症に……。
腰への負担に耐えながら、飼い主さんは再び2~3日置きに専用のシャンプーで体を洗いました。ブラックライトで照らして病変を見つけては、その部分の毛刈りをして対処したのだとか。
「治ったかと思えば、別の場所が真菌症になるという繰り返し。完治までには3~4カ月ほどかかりました」
実は飼い主さんにとって、ちまきちゃんは初めて自分の手で保護した猫でした。当初は里親を探そうかと悩みましたが、ケアをする中で心境に変化が起きます。
「他の人には任せられない、自分で保護したからには立派な大人に育ててあげなければ、という使命感が芽生えたんです」
エステに行く途中で衰弱した子猫を発見

“ファミリー”として、「ちまき」と命名!




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