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“有名女優の母”と瓜二つ!と話題の25歳長女。思わずドキッとするような歌声、漂う空気感が魅力

ハミングまで凛としてクリアなカバー曲

「予感」株式会社ポニーキャニオン プレスリリースより

「予感」株式会社ポニーキャニオン プレスリリースより

 単なる手前味噌のカバーではない。武部聡志がサウンドプロデュースを手掛け、れっきとしたミュージックビデオ作品になっている。同作が歌手デビューとなる水嶋自らが被写体となり、演じ、歌う。  ワンショット目は、夏の縁側。水嶋が上手からフレームイン。持ってきた風鈴をつるす。右手に持ち直したうちわで風鈴をあおぐ。涼しい音のすぐ近くで水嶋がたたずみ、座る。ステレオタイプな夏の風景だが、何せ「凛」という名前を持つ彼女の存在感によって、風景全体が凛として画面が引き締まる。  次に縁側に座る水嶋が捉えられる。うちわで仰いでいる。じっくり間を置いて「それは静かな」とアカペラで口ずさむ。そのあとのハミングまで凛としている。気づけば、引きの位置にあったカメラが、いつの間にか彼女に寄っている。クリアなこの歌い出しを聴いて思わずドキッとする。

大きな話題になったゲスト出演

株式会社ポニーキャニオン プレスリリースより 水嶋凛が、テレビのインタビューで初登場したのは、斉藤由貴が出演した『1周回って知らない話』(日本テレビ、2018年5月16日放送回)ということになるのだろうか? 娘として斉藤の暴露話を披露する役目を担う水嶋は、当時大学1年生で、顔出しまではしていなかった。  初出演では画面上にはっきりとは写らない。その凛として慎ましい才能が、夢の世界に向けて飛翔する日を待っていた。温存され、潜在的だった水嶋が、斉藤由貴と瓜二つの似姿を今浮かべている。  大きな話題になったのは、松岡昌宏主演ドラマ『家政夫のミタゾノ』第8話のゲスト出演である。Instagramに同作出演場面カットを投稿し、ネットニュースになった。その記事には「瓜二つ」の三文字が書かれ、その才能が決定的に紹介されていた。 <文/加賀谷健>
加賀谷健
コラムニスト/アジア映画配給・宣伝プロデューサー/クラシック音楽監修 俳優の演技を独自視点で分析する“イケメン・サーチャー”として「イケメン研究」をテーマにコラムを多数執筆。 CMや映画のクラシック音楽監修、 ドラマ脚本のプロットライター他、2025年からアジア映画配給と宣伝プロデュース。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業 X:@1895cu
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