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「ホストからヤクザに」りりちゃん、反社?と結婚宣言に被害弁済プロジェクト解散。続く衝撃展開でネット絶望

『仰天ニュース』で家庭環境やいじめ被害の過去も

(画像:『世界仰天ニュース』TVer配信ページより)

(画像:『世界仰天ニュース』TVer配信ページより)

偶然にも合同会社いぬわんの解散発表と同日の4月1日、『ザ!世界仰天ニュース』(日テレ系)では「頂き女子りりちゃん」詐欺事件を特集した再現VTRが放送。 父親からは暴力を受け、母親からは無視されて過ごしたという家庭環境や、皮膚炎のことでクラスの男子にいじめられた経験なども紹介されていました。 またマニュアル作成にはホストが絡んでいたこと、りりちゃんは男性たちとデートやマメな連絡をして疑似恋愛を提供していたこと、男性たちは自らお金を出していたことからりりちゃん自身は被害届を出されていなかったことなども、細かく再現ドラマで描かれていました。 同番組を見た視聴者からは「確かに悪いことをしたけどおぢたちも楽しい時間を過ごしていたのではないか」、「りりちゃんのマニュアル通りなら誰も自分が被害者だと思わなかったのに」などとりりちゃん擁護のコメントも散見されました。 そんな同番組の放送と合同会社いぬわんの解散発表によってXでは「自分がおぢにしてきたことと同じことをヤクザにされていることに気付いていないのか」、「結局依存先がホストからヤクザに代わっただけ」、「本人も搾取されているとわかってるけど自分を可愛がって甘やかしてくれる相手なら誰でも依存してしまうんだろう」、「幼少期に愛してほしい人から愛されずに大人になってしまうと保護や治療も意味がないのかも」といった、事態の救いようのなさに絶望するコメントも多く見られました。

「りりちゃんよりも悪いのはホストやヤクザ」の声も

りりちゃん本人が公判の際に「男性たちの気持ちを踏みにじってしまった」、「取り返しのつかないことをしてしまった」と後悔の念を語っていた言葉を信じ、償いや弁済のために無償で動いていた弁護人を始めとする同社の動きは、志半ばで道が閉ざされてしまいました。 りりちゃんについては、生まれ育った環境による依存体質や自己肯定感の低さ、異常なほどの孤独への恐怖なども一連の要因だと推測している人や「りりちゃんと甘い時間を過ごして自分からお金を出したのに今さら金を返せというのもおかしい」、「りりちゃんよりも悪いのはホストやヤクザ」といった意見も渦巻いており、今なお一連の事件は高い関心の的となっています。 りりちゃんが件のX氏と本当に結婚するのかどうかはわかりません。しかし合同会社いぬわんの解散発表によって、頂き女子りりちゃん事件における被害者への弁済と本人の更生が本当に終わってしまうのはあまりにも悔しく、悲しい結末。少しでも事態がいい方向に進むことを今後も注目したいところです。 <文/エタノール純子>
エタノール純子
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中
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