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ダイアン津田、母とのユニクロCMが話題。いじられ大声キャラなのに大企業CM起用が絶えないワケ

ユニクロで実施された母の日キャンペーン。そのキャラクターにお笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏さんとその実母であるきみ子さんが起用されました。 最近、ダイアン津田さんのCM起用が絶えない理由とはどこにあるのでしょうか?掘り下げてみたいと思います!

『水ダウ』ユニクロ言及の名ゼリフきっかけ?親子CM起用

ユニクロは5月7日からダイアン津田親子による母の日キャンペーンの広告を展開し、新聞広告掲載に加えて、YouTube公式チャンネルではWeb動画「UNIQLOで母の日プレゼントを贈る津田さん」も公開しました。動画は津田さんがきみ子さんに贈るTシャツを悩みながら選び、遅れてスタジオに現れた母に感謝の気持ちを伝えながらプレゼントするという内容。 バラエティ番組でもたびたび親子共演をしてふざけ合うことの多い2人の、普段は見られないほっこりとした姿には「津田さん照れくさそうでかわいい」、「きみ子さんが嬉しそうで感動した」と称賛の声が上がっていました。 そもそも親子共演が話題となっている今回のユニクロの母の日キャンペーンは、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)での人気企画「名探偵津田」がきっかけになっている様子です。
(画像:『水曜日のダウンタウン』TVer配信ページより)

(画像:『水曜日のダウンタウン』TVer配信ページより)

昨年12月に放送された同企画では、事前に聞かされていなかった新潟のホテルに泊まりで連れて行かれることになった津田さんが、マネージャー役に「長袖をください」、「じゃあユニクロ寄ってください」と発言。この発言はスタジオを爆笑に包んだだけでなく、ネットでも大きく話題となりました。 その後、5月6日にユニクロの公式X(旧Twitter)では「ユニクロ寄ってください」と一言だけポスト。意味深なポストでしたが、翌7日からのダイアン津田さん親子を起用した母の日キャンペーンをポストしており、同企画が今回の起用に至ったことがうかがえます。 また「じゃあユニクロ寄ってください」と津田さんが発言した回の「名探偵津田」では、ドッキリ的にきみ子さんも出演してキーパーソンとなっていました。 ドッキリの仕掛け人という役割で難しいセリフを一生懸命言おうとするきみ子さんと、実の母親にツッコむ津田さんの掛け合いは微笑ましさがありながらも爆笑してしまう面白さがありました。ユニクロ側としても2人のこの空気感は母の日キャンペーンにピッタリだと踏んだのでしょう。

三井住友銀行、サントリー大企業によるCM起用が続く

ダイアン津田 サントリ―

(画像:サントリー株式会社プレスリリースより)

今回のユニクロ親子共演が話題の津田さんですが、実はCM出演はユニクロだけにとどまりません。テレビでも売れっ子でコンビでのCM起用も多いダイアンですが、津田さん単独での出演も際立ちます。2023年にはY!mobile、2025年からは三井住友銀行、サントリーなど大手企業が続々と津田さんを単独でCMに起用しているのです。 タレントのイメージが物を言うCMですが、ここまで津田さんが単独で起用されるのには津田さんの持つ「情けなさと憎めなさ」という最大の武器があるからではないでしょうか。 単独出演しているCMではいずれも「情けないけど、どこか憎めない父親や夫」といったキャラクターを演じています。いじられキャラの津田さんの醸し出す憎めない雰囲気や好感度はストーリー性のあるCMにおいては重宝されるのかもしれません。 また50歳手前という年齢と小柄で中年体型という津田さんのビジュアルは、「日本のどこにでもいそうなお父さん」そのものでしょう。 津田さんはプライベートで3人の父であり、婿養子に入っていることなど、たびたびバラエティ番組でも家族の話をしたりメディアに登場したりしています。家族仲がいいイメージが強い津田さんだからこそ、企業側も安心してCM出演をオファーするのではないでしょうか。
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歯の本数も影響?バナナマン日村も歯でCM激増
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