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お米をめちゃくちゃ安くゲットする裏ワザ。スーパーの数分の1になる場合も

ファイナンシャルプランナーの齋藤めぐみです。マネー情報から節約術、ドラッグストア活用術まで幅広く情報発信しています。 最近スーパーでお米の価格を見ると「高っ!」と驚きますよね。5kgで4600円超えはザラ、そもそもお米の棚がスカスカの店もあります。スーパーをまわったりネットであちこち探しても、数百円ちがう程度でやっぱり高い……。
米の棚

神奈川県内のスーパーで。米5kgで5000円を超える銘柄も(2025年5月20日)

こうなったら、裏ワザで「ふるさと納税」を使うのはいかがでしょう? 実は、ふるさと納税を使っている人は納税者の6人に1人(※)程度しかいなくて、「よくわからない」「めんどくさい」という人もまだ多いようです。 そこで今回は、自己負担わずか2000円でお米をたっぷり手に入れる、お得な制度活用法をご紹介します。 ニュースによると、ふるさと納税でお米の返礼希望が殺到して、対応できない自治体も出ているそうですが、ふるさと納税サイトを見ると受け付けている自治体はかなりありそう(令和6年産と7年産先行予約)。ただしリスクはあるので、その点は後述します。 ※2023年度、総務省データより推定

そもそも、ふるさと納税がよくわからない人へ

知っている人はこの項を飛ばしていただいて構いませんが、そもそもふるさと納税とは、好きな自治体に「寄付」をすることで、寄付額のうち2000円を超える部分が所得税や住民税から控除される制度です。寄付をした自治体からは地元の特産品などが“返礼品”として送られてくるため、実質2000円の自己負担でさまざまな品が手に入るという仕組み。うまく使えば、家計の強い味方になります。
総務省

総務省・ふるさと納税特設サイトより

ただし控除には上限額があり、これは年収や家族構成、他の控除(住宅ローン控除や医療費控除など)によって異なるため、各ふるさと納税サイトにある「控除額シミュレーター」を使って確認するのがおすすめです。 ●モデルケースでシミュレーション たとえば、次のような家庭ではどうでしょう? ・夫:年収500万円(会社員) ・妻:パート勤務、年収180万円 ・子ども:1人(小学生) この条件の場合、ふるさと納税の年間控除上限額は約4.9万円と試算されています。 つまり、寄付額4.9万円以内であれば、2000円を除いたすべてが税金から控除されるということ。実質負担はわずか2000円です。

上のケースなら「2000円で米20kg」もありえる

2025年5月現在、5万円弱の寄付で20kgのお米をもらえる自治体も複数ありました。たとえば、1か月に8kgのお米を食べる家庭なら、20kgはおよそ2.5か月分に当たります。お米20kgをスーパーで買ったら、今なら2万円近いでしょう。それが2000円で手に入るわけです。
さとふる

ふるさと納税サイトのひとつ「さとふる」を「米」で検索した結果

2025年は「令和7年産のお米に予約が殺到している」という報道も見られますが、実際にふるさと納税サイトを見るとまだ受け付け中は多いですし、令和6年産のお米が10kgで3万円前後で掲載されているケースもあります。 以下は、2025年5月現在「在庫あり」の返礼品の一例です。 ・千葉県大網白里市|コシヒカリ(令和6年産)|5kg×2袋・寄付額3万円 ・北海道三笠市|ゆめぴりか(令和6年産)|5kg×2袋・寄付額3万円 ・北海道芦別市|ななつぼし(令和7年産予約)|5kg×2袋・寄付額2.2万円 ブランド米にこだわりがなければ、価格と品質のバランスが良い「中堅銘柄」もおすすめです。
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ふるさと納税の米をめぐるリスクとは?
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