番組でネタにしてくれる可能性も高く、出版社からすれば女性芸人はグラビアアイドルより「おいしい素材」となる。女性芸人にとっても、本業のお笑い以外の仕事は願ったりかなったりだろう。
アンゴラ村長の場合、写真集のヒットがきっかけで芸人としてテレビやマスコミに登場する機会が増えている。グラビア仕事が忙しくなっている池田レイラは特例としても、その他の芸人たちも写真集を発売することはエピソードとして取り上げられ、マイナスにはならない。
そう考えると、出版社と女性芸人の双方に利益があり、企画が通りやすくなっていることが推測できる。
さて、多くの女性芸人が写真集を発売しやすくなっている中、福田の次に続くのは誰なのだろうか?
これまでに写真集を発売している女性芸人を見れば、特例である池田レイラを除いて「テレビでも頻繁に見かけるほど売れている」ことが第一条件であり、さらにビジュアルの良さが求められていることがわかる。
具体例としては、お笑いコンビ・紅しょうがの稲田美紀が挙げられる。昨年開催したセミヌード写真展「MARRY MIKI」が大盛況となり、東京では4日間で4,000人以上が来場したとされている。すでに実績があるため、稲田が新たに写真集を制作すれば話題性も大いに期待できるだろう。
また、かつみ♥さゆりの「♥さゆり」にも注目したい。現在55歳ながら変わらぬ美貌を誇る♥さゆりは、Instagramのフォロワーが20万人を超えており、女性からの支持も高い。スタイルブックのような形を取れば同性が購入する可能性も高く、デジタル写真集として売り出せる逸材だ。

画像:「コスメディ製薬株式会社 プレスリリースより」(PR TIMES)
その他、信子・りなぴっぴが話題性の高い若手女性芸人であることを踏まえると、お笑いコンビ・エルフの荒川も注目すべき芸人だ。昨年、WebCMで脱ギャルのキレイ目スタイルを披露して話題を集めた荒川。
過去には、ピーチ・ジョンのモデルとしてランジェリー姿を披露した経験もあり、コンビ以外の仕事が何かと話題になる彼女だ。本格的な写真集となれば注目を集めると考えられ、信子・りなぴっぴと同等にメディア露出も期待できる、最適な人材だといえる。

画像:「株式会社ピーチ・ジョン プレスリリースより」(PR TIMES)