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“春ドラマ”超ポジティブ芸人が鬼教官役で話題沸騰!「大河」出演もある実力派が魅せる新境地とは

ティモンディ・高岸宏行、“鬼教官”で新境地を開く

そして2人目は、内野聖陽が主演を務める『PJ ~航空救難団~』(テレビ朝日系)に参加している、お笑いコンビ・ティモンディの高岸宏行である。
高岸さん「PJ ~航空救難団~」

画像:ドラマ「PJ ~航空救難団~」HPより

同作は、「人命救助最後の砦」と呼ばれる航空自衛隊航空救難団(通称PJ・パラレスキュージャンパー)の隊員を育てる救難教育隊が舞台のドラマ。超難関の選抜試験を突破してきた訓練生たちが、地獄のような猛特訓を受ける様子を描く作品だ。 『PJ~航空救難団~』の中で高岸は、救難員であり新米教官の中林誠を担当。この中林だが、肩に力が入りがちな性格をしていて、超がつくほどの体育会系の教官となる。訓練生たちに罵声を浴びせることもあり、山岳総合実習を描いたシーンでは迫力満点のドスが効いた声で注意や叱責を続けた。

芸人たちの新たな挑戦に注目

高岸といえばバラエティ番組では「やればできる!」というセリフがおなじみで、いつでも温和で優しい性格を披露している。そんな高岸が『PJ ~航空救難団~』では笑顔がない恐ろしい教官を演じたことで、SNSでは驚きのコメントが書き込まれる事態となった。
鬼教官を演じる高岸だが、第6話では救難活動シーンに参加し、救難員らしい機敏な動きを披露した。アクションも含めてしっかり役作りができている印象で、俳優として成長した高岸の姿を見ることができた。高岸といえば、これまで大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合)や『必殺仕事人』(テレビ朝日系)などに出演しているが、今回の『PJ ~航空救難団~』は新境地を切り開く作品となりそうだ。 今期の春ドラマで個性的な演技を見せた川西と高岸の活躍を紹介したが、他にも何人かの芸人が作品に出演している。ここ数年、特にドラマでは芸人が出演することが普通になり、重要な役を与えられることも多い。 果たして夏ドラマではどの作品で芸人の演技が見られるのか。引き続きチェックを続けていきたいと思う。 <文/ゆるま小林>
ゆるま 小林
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆
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