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プロは知っている「防犯性が高くない住宅」に実は共通している特徴

コストを抑えて防犯性を高める方法も!

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写真はイメージです

 すでにマイホームを購入している人や、できるだけコストを抑えたい人に、防犯性を高められる工夫があると教えてくれました。 「1つ目は、貼るタイプの防犯フィルムで補強する方法。防犯フィルムは、ホームセンターで購入できます。価格も数千円と手を出しやすいですが、簡単に貼れる分、合わせガラス程の強度はありません。  それでも大きい窓や低い位置にある窓など、割られて侵入されそうなところに貼ると効果的です。また、クレセント(窓のカギ)の周囲に防犯フィルムを貼って補強すれば、侵入されにくい窓にすることもできます」  防犯フィルムのほかに、補助錠を付けるのも有効だといいます。 「クレセントが1つだけだと、窓を割られると簡単にカギを外されてしまいます。そこで補助錠の出番。侵入されやすそうな窓には、防犯フィルムと合わせて補助錠を1つか2つ付けておくと、泥棒の侵入を防ぎやすくなります。さらに防犯ブザーも組み合わせれば、押し込み強盗への対策にもなってバッチリです。  予算に余裕があるならスマートキーを導入するのもオススメです。私も事務所で使っていますが、カギをかけ忘れる心配がなくて非常に安心ですよ」

窓周辺の環境を整えることも大事

 窓だけではなく、周辺の環境を整えることも大事だと指摘します。 「特に有効なのは、外にセンサーライトを付ける、砂利をひくこと。光と音で目立つようにすれば、泥棒が嫌がる環境を作ることができます。さらに、防犯カメラを設置するのも有効です。  ちょっとお金はかかりますが、格子の導入を検討するのもいいと思います。ただし、格子ならなんでもいいというわけではありません。粗悪品だと簡単に壊されたり、外されたりする危険があるので、CPマーク付きの頑丈な面格子を選びましょう」 <取材・文/黒田知道>
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