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「食べられない!」美術系大学卒のママが作る“おにぎり”が大反響。アザラシ、猫、イエティまで!?

 食べていいのでしょうか? 可愛すぎて、ためらってしまうおにぎりの登場です。“おにぎりアーティスト”を名乗っているXユーザーのおにぎり劇場さん(@mZHtgivNQr33RCL)は、5月9日にXで驚きの作品を発表しました。  フォロワーから「食べられない!」という反応が多数寄せられたのは、その名も『パンダおにぎり』です!
パンダおにぎり

食べずに、ずっと見つめていたい愛らしさ

 具材や盛りつけを工夫し、動物や歴史上の人物などをおにぎりで表現する「おにぎりアート」のアーティストである、おにぎり劇場さん。  なぜ、このような活動を始めたのか? 今まで、どんな作品をつくってきたのか? そして、『パンダおにぎり』の具体的なつくり方について……などなど、気になることをご本人に聞いてみました!

“おにぎりアーティスト”になったきっかけ

「おにぎりアート」を製作・発表するようになったきっかけを聞きました。 「2019年10月におにぎりのコンテストがあることを知り、それに応募したことをきっかけに『おにぎりアート』に目覚めました。コンテストの結果はダメでしたが、そのときにつくったおにぎりをSNSに投稿してみたところ思った以上に反響があったんです。それで『おにぎりアートをつくり続けてみようかな』と思い立ち、今に至ります。『おにぎりアート』をつくり始めて、かれこれ5年経ちました」  実は美術系の大学出身という経歴を持ち、お子さまのキャラ弁づくりを通じて食材デコレーションのスキルはすでに身につけていたおにぎり劇場さん。なるほど、“おにぎりアーティスト”になるべくしてなった感がありますね。  そんなおにぎり劇場さんが最初につくった「おにぎりアート」は、ボール型のゴマフアザラシ。コンテストに応募した作品のうちの一つです。
ボール型のゴマフアザラシ

体の模様は、もちろんゴマで再現している

 この作品が秀逸なのは、可愛いだけじゃなくおいしそうなところ。「おにぎり」という食べものに対する愛を感じずにいられません。やはり、昔からおにぎりは好きだったのでしょうか? 「おにぎりは昔から好きです。ただ、初めてのアルバイト先はパン屋さんでした」

パンダの体つきに似せるのは難しい

 今回の『パンダおにぎり』は大きな反響を呼んでいますが、パンダをモチーフにした理由を教えてください。 「パンダは人気者なので、今までさまざまなパンダのおにぎりをつくってきました。今回は『カップ入りバージョンもつくろう!』と思い立ち、新作に挑戦しました」
パンダおにぎり

2022年9月に発表された作品『お風呂に入る双子パンダ』

 ちなみに、今回の『パンダおにぎり』の製作工程は以下の通りです。 【つくり方】(ごはんの量:お茶碗に軽く2杯分) ①ラップに塩を振り、ごはんを広げてお好みで具を乗せて、包み込んで丸める ②パンダの上半身の形をつくる。ラップをはずして耳を付ける ③細く切った海苔で口をつくり、黒ごまで目をつくる。黒ねりごまで鼻、耳、目の周りを塗る ④器に8分目くらいまでごはんを平らになるように詰める。その上にパンダの上半身を乗せ、手を器に乗せる ⑤手と胴体に黒ねりごまを塗ることで黒い体毛を表現。完成! (製作時間は1時間くらい) 「今まで何度かパンダをつくってきましたが、体の形の再現が非常に難しくて、どうしてもうまくいきませんでした。そこで今回は、頭から背中に向かって丸いラインを描き、どっしりした体つきになるよう意識をしました。また、丸みが感じられるように耳の位置や大きさを調整する点にもこだわっています」  たしかに、丸みを感じさせるフォルムはより一層の愛らしさを感じさせます。だからこそ、食べるのに躊躇してしまうのですが……。ところでXで発信した後、この『パンダおにぎり』はどうなったんでしょうか。 「もちろん、おいしくいただきました」
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具はなるべく入れる
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