こんなサインは黄色信号? 腸からのSOSチェックリスト
パンと牛乳を一緒に食べ・飲み続けたとき、腸くんが「ちょっと待って!」と出す代表的サインをまとめました。もし当てはまるなら、頻度や量を見直してみると良いかもしれません。
① 食後にお腹のハリ・ガスが異常に増える
小麦のグルテンや乳糖は、人によって膨満感やガスを出やすくする。
② 便がゆるくなる
消化しにくいタンパク質が腸を刺激し、動きに異常が出る。
③ 腹痛や胃もたれ感がある
グルテンやA1型β-カゼインが、腸の炎症を引き起こす可能性あり。
④ 集中力低下やモヤモヤ感
ブレインフォグと呼ばれる脳にキリがかかったような状態になる。
正直、これらはパンと牛乳を組み合わせること以外でも、色々な原因で起こり得ます。ですが、パンと牛乳によって悪影響となっているケースも多いのです!
パンと牛乳の相性がいまいちな理由は、両方とも「消化の過程で特定の物質が作られ、それが腸内環境に悪影響を与える可能性があるから」です。
例えるなら、パンと牛乳を組み合わせることで、「腸くんが2回ボディーブローされちゃう」イメージでしょうか。
実際に研究結果を参考にすると、特に以下2つの成分によって、腸の炎症を促すことが報告されています。(※)
・牛乳の「A1型β-カゼイン」
・小麦の「グルテン」
とはいえ、パンと牛乳の影響については、かなり個人差があるのも事実。別に悪い食べ物ではないですし、アレルギーの場合を除いて、食べ過ぎに気を付けることが大切かなと思います。
ただし、たとえアレルギーではないとしても、小麦やカゼインに体が過敏に反応する場合があります。ですので、もし明らかに不調になる時は、1〜2週間ほど控えてみると良いかもしれません!