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「こんなピンチある!?」元TBSアナ・実家暮らしの私を襲った“深夜の異臭”の正体とは

ローカル電気店の神対応に感動!しかしもう一つの問題が

 年代モノの暖房設備には、札幌市内のローカル電気店の電話番号が記してありましたが、この会社が数十年経った今でも存在しているかどうかは不明。ああ、どうしたらいいの。  もしこの電話番号が現在使われていなかったら私はどこに電話すればよいの。もし幸い修理の方がつかまったとしても、立ち会い問題が発生する……我が父は日本語がほとんど話せないアメリカ人。ああ、考えれば考えるほどピンチ……。  朝になり、祈るような気持ちで例の電気店の電話番号にかけてみた私。 数コール目でつながった先は……貼ってあるシールとは違う名称の会社。  絶望感にみまわれながら、「あのー、〇〇会社ではありませんか? 我が家で灯油漏れが発生していて困っているのですが」とお伝えしたところ、「数年前に会社名が変わったんです! 工事関係者が〇時には出勤しますので、すぐに電話を折り返しますね」と明るい返答! もー! 神対応!  ここで一瞬安心しましたが、大事なのは立ち会い問題。 肝心の父、何か所か生活拠点があるためこの日は朝から不在だったのです。なんとか父に立ち会いをお願いしたい。

年老いた親あるある?父が電話に出ない

アンヌさん しかし、これ、年老いた親あるあるかもですが、電話かけてもかけても出ないのよ!! 何回かけても「ただいま電話に出ることができません」。おーい! なんのための携帯だよー! と叫びたくなるのを抑えつつ、文字通りの鬼電。  あと少しで空港に向かわねばならない、でも立ち会い問題が解決していない……と、ハラハラしながら過ごしていましたが、しばらくしてようやく父からかけなおしが! 事情を説明したところ、それは大変と一目散に帰ってきてくれることに。そして私が出張で家をあけているあいだ、無事灯油漏れは直されたのでした。  どうやらホースの劣化が原因だったそう。ヒュウ。ちなみにこちらの原稿の〆切の関係で、執筆時の私はまだ直された暖房設備を見ていません。  どうやら配管の都合で私のコスメやらタオルをおいていた棚の中身を全出しして今回の作業が行われたよう。帰宅が怖い。洗面所今どうなってるんだろ。しかし直ってよかった。  古い家は頻繁にメンテナンスが必要とのことがよーくわかりました。もう、壊れるなら私の出張がないときにしてよね。 <文/アンヌ遙香>
アンヌ遙香
元TBSアナウンサー(小林悠名義)1985年、北海道札幌出身、在住。現在はフリーアナウンサーとしてSTV「どさんこWEEKEND」メインMCや、情報番組コメンテーターして活動中。北海道大学大学院博士後期課程在籍中。文筆家。ポッドキャスト『アンヌ遙香の喫茶ナタリー』を配信中。Instagram: @aromatherapyanne
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