「ホンマに新感覚」芸歴32年目のケンドーコバヤシが見つけた“自然体の働き方”…BS冠番組が異例の大反響
日本はなんだかんだ安全です
――女性にひとりでビジホ泊をオススメするとしたらどんな過ごし方を提案しますか?
ケンコバ:僕なんかこの番組でその土地のお店に入ってお酒を飲んだりするじゃないですか。でもあれができない人が意外といるみたいですね。コンビニで済ましちゃうみたいな話をよく聞くんですよ。
――部屋飲みもそれはそれで楽しいけれども、ということですね。
ケンコバ:それはそれでいいんですけどね。ただひとりで居酒屋に入っても意外と何も怖くないっちゅうことを知ってほしいというか。僕なんかこれまで軽く数えて数百以上、そんな夜を過ごしてきましたけど、トラブルになったことは2回くらいですから。
――あるんですね(笑)。
ケンコバ:あるにはあります。ただそれは一応テレビなどに出ているケンドーコバヤシがあってのトラブルですから。
――確かに。どうしても目立ちますし。
ケンコバ:「あっ、誰々だ!」とならない限りはトラブルなんてほぼ起きないでしょう。日本はなんだかんだ安全ですよ。そこは過度に恐れず、夜の街を楽しんでほしいと思います。
――安全という視点の一方で、楽しさはどんなところにありますか?
ケンコバ:脳を停止してボーッとできるところじゃないですか。仕事として出張で来ているのに、居酒屋にいる時間は仕事から離れられますから。
墓を建てるなら熊本
――女性がひとりで夜出歩いても楽しめそうな街は?
ケンコバ:僕の地元なんですけど、大阪なんかは良いでしょうね。
――どういったところが?
ケンコバ:まず道が明るいですし。たまに俺も「怖いな」って思うくらい、道が暗い街に行くことがあるんですよ。気さくな人も多いと思います。
――ケンコバさん自身が「やっぱり好きだな……」としみじみ思う街は?
ケンコバ:それはやっぱり福岡でしょうね。まず飯が美味いというのが保証されてますし。あと、これは僕の個人的な趣味ですけど、やっぱり女性の博多弁が可愛いっていうね。自分の生まれ育ったところ以外の方言を聞くっていうのは男女問わず良いもんやと思います。
――ケンコバさんは各所でたびたび熊本愛を叫ばれていますが、それについてはいかがですか?
ケンコバ:熊本ですか? まぁ僕が墓を建てるなら熊本にと決めてますから。それくらい思い入れがある街です。まぁ事情は深く話せないですけどね(笑)。
中山洋平
1983年生まれ。群馬県前橋市出身、埼玉県川越市育ち。主にエンタメ分野のニュース・インタビュー記事を執筆。サウナ、ビジネスホテル、ファッション、Mリーグ、ボウリング、The Beatles、サザンオールスターズ、坂道シリーズ、お酒を好む。X:@yhinakayama




