まず趣里さんは1990年生まれで現在34歳。すでに安定期に入っているとのことですが、出産時には高齢出産に差し掛かる年齢であることからも、妊娠が判明した時点で産まないという選択肢はなかったのではないでしょうか。

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芸能界の大御所の両親のもとに生まれた趣里さんですが、2022年にNHK連続テレビ小説『ブギウギ』に主演するなど、すでに2世タレントという枠にとどまらない国民的女優として活躍しています。
精神的にも経済的にも自立した34歳女性が一度でも惚れた若い男性との子どもを妊娠したという見方をすれば、「そりゃ産むよね」と納得するアラサーやアラフォーの女性は少なくないのではないでしょうか。
また、三山さんは1999年生まれで趣里さんとは9歳差。年の差はありますが、趣里さんが30代半ばであることから、年下の男性の至らなさも可愛く思える部分があるかもしれません。好きになった若い男性との新婚生活と生まれてくる赤ちゃんとの生活を楽しみながら、三山さんがよき夫・よき父親として成長することを待つ、という選択肢もあるでしょう。
それも趣里さんが両親の愛情を受けて育ち、キャリアで成功し、精神的にも経済的にも自立した大人の女性であるからこそできることではないでしょうか。
上記のように三山さんが家庭に入って趣里さんと生まれてくる赤ちゃんを大切にしてくれるなら、趣里さんも彼女のご両親もハッピーでしょう。「あの悪い男を改心させた」として趣里さんの株が上がり、最終的に娘を信じて結婚に賛成した水谷さんと伊藤さんの芸能人としての評価も高まるはずです。
また、三山さんも、妻子を大切にするという至極当たり前の行動を取るだけで、今の世間からの批判や評価を覆すチャンスが得られるでしょう。

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一方で、たとえ今後、三山さんが何かしらのトラブルを起こしたり、夫婦仲が悪化して離婚に至ったりしても、世間は絶対的に趣里さんの味方でしょう。趣里さんが仕事を失うような事態にはならず、むしろ好感度や応援の声は増えるため、女優としてのキャリアは損なわれることがないのではないでしょうか。
また、趣里さんがシングルマザーとなった場合でも、彼女はご両親や周囲のサポートを受けられる環境があります。金銭的な余裕も整っているため、お子さんが愛情深く、しっかりと育つことも期待できます。水谷家にとっては唯一の孫になるため、離婚の有無にかかわらず愛情を持って育てられるでしょう。
当初は批判も多かった趣里さんの妊娠と結婚。しかし、状況を振り返れば趣里さんにとって非常に幸多い出来事だったといえます。無事に出産されることを祈りつつ、世間全体がこれからの2人を温かく見守る流れになっていくことを願っています。
<文/エタノール純子>
エタノール純子
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中