デート当日、彼は最近購入したばかりのSUVで迎えにきてくれたそうです。和代さんはバッチリメイクとお気に入りのコーデで車に乗り込みました。
「服もメイクも褒めてくれて、初っ端からご機嫌になっちゃいました。当日は天気にも恵まれ、高速に入る前にスタバのドライブスルーでサンドイッチとアイスラテを買って、二人の好きなK-POPを流しながらウキウキなスタートでした」

しかし、高速に入って30分ほど経ったころ、和代さんは左の太ももの辺りに何か違和感を覚え始めました。彼氏に気づかれないようにスカートの上から手で触れても、特に何もなく最初は気のせいだと思っていた和代さん。
「でも、なんとなく続く違和感はおさまらず、スカート全体を撫でて違和感が何なのか探りました。
その瞬間、スカートの中からブーンと虫が羽ばたくような音がしたんです。振動も伝わってきて、一瞬で鳥肌が立ちました」
和代さんはスカートの中に何かがいると確信したそうです。先ほどまでアイスラテを飲んで和やかだったムードが一変、緊張感が走りました。
「アイスラテを右手で持ちながら、恐る恐る左手でスカートの先を引っ張ってみました。するとすぐまたブーンと音がして、太ももに変な感触が伝わって来たので、続けてスカートの表地をゆっくりまくったんです」
次の瞬間、和代さんは「ギャーッ!!!」と絶叫し、右手に持ったスタバのアイスラテを彼のに向けて放り投げてしまいます。