「蜂がいたんです。
スズメバチみたいな大きくて刺されたらまずそうな蜂が…スカートの裏地と表地の間に。私の悲鳴に驚いた彼氏は機転を利かせて非常路側帯に停車してくれました」

彼氏は車から降り、助手席側にまわって和代さんを外に引きずりおろしてくれたそうです。パニックの和代さんと焦る彼氏は、二人してスカートをまくり上げたり下ろしたりして蜂と格闘したそうです。
しばらくして蜂はスカートから出ていきましたが、ホッとしたのも束の間、彼の下半身と新車のシートはアイスラテまみれに、和代さんのメイクも崩れまくりの始末。
「たぶん、スカートを陰干しした時に、蜂が裏地と表地の間に入り込んでいたんです。何も気づかずに私はデートに蜂を連れてきてしまったんです…」
そのまま次のパーキングエリアまで移動し、まき散らしたラテで汚れたシートをとりあえず掃除し、その後予定通りデートは続行したそう。
「新車のシートをあれほどまでに汚したことに、気を悪くするどころか、嫌な顔一つせずに助けてくれた彼に頭が上がりません」
初めてのお泊まりデートは散々でしたが、この一件で二人の結束は深まりゴールインも間近なのだとか。みなさんもお洗濯物の取り入れには注意してくださいね!
<文/大杉沙樹 イラスト/zzz(ズズズ)
@zzz_illust>
大杉沙樹
わんぱく2児の母親というお仕事と、ライターを掛け持ちするアラフォー女子。昨今の情勢でアジアに単身赴任中の夫は帰国できず。家族団欒夢見てがんばってます。