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大苦戦を跳ね返し、登録者数200万人目前!キムタクYouTube大旋風の真相…ヒットの理由は“スター性”だけじゃない

庶民的なロケ地が生む“特別感”

0908木村拓哉さん②

画像:株式会社エフエム東京 プレスリリースより(PRTIMES)

自然体で気遣いができるダンディーな木村の素顔がどの動画でも見られるので、ファン以外からも評価を得て再生数が高いのだと考えられる。 また、スーパースターである木村が、われわれも利用する何気ない場所に現れるサプライズが楽しめるのも魅力だ。これまで木村は、ラーメン店やファミレス、ホームセンター、無印良品、GUなど庶民的な店舗をロケ場所に選んでいる。多くの人が利用する店舗で撮影を行っていることで、視聴者は親近感が湧き、動画を見たくなる仕組みだ。 YouTuberの多くは、庶民では手が届かない高級店や高級ブランドで爆買いするのが定番の企画になっている。そんな中で、日本を代表するスーパースターの木村は、あえて庶民が使う店舗に行くことでおもしろさを演出している。

“キムタクが◯◯するだけ”で成り立つスター性

そもそも、木村のチャンネルは、買い物、グルメなどYouTubeやバラエティ番組でよく見るベタな企画ばかり。
企画自体には目新しさがないものの、例えば「キムタクが初めて◯◯する!」という木村の知名度を利用した構成だけでチャンネルが成り立っている。スーパースターだという大前提があるので、何をしても特別感があるのも、他の芸能人では真似できない魅力だろう。 ちなみにこのチャンネルでは、元TOKIOの国分太一や、三代目J SOUL BROTHERSの今市隆二など、最近になって不祥事を起こしたタレントが動画に出演していたことでも有名になった。ある意味で、スーパースターらしい「引きの強さ」を持っていると言えるかもしれない。 50代に突入してから、YouTubeでもブレイクしている木村。今後も、どんな動画でわれわれの興味を引いてくれるのか期待したい。 <文/ゆるま小林>
ゆるま 小林
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆
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