いつもとは違う具のおにぎりを購入して後悔したワケ…元TBSアナ・39歳が学んだ“後悔しない選択”の条件
「そうなんだけど! わかるんだけど!」
「Think」が先立ってしまう現象
実は最近こういう現象が本当に多い。
本当はこれが食べたい、飲みたい、あそこに行きたい、と気持ちではさまざまなアイディアがあるのに、結局脳内であれやこれやと考えているうちに、健康によさそうなほうにしよう、とか疲れなさそうな選択肢にしよう、とか、“考えた末に”なんとなく自分の中で納得できない結果を呼び起こすことが多々あるのです。
要するに、どんな選択ひとつとっても「Think」が先に立って、「Feel」したものをないがしろにしている自分がいるということ。
でもね、今年40になる私は最近すごく思うのです。職業選択の機会であっても、友人や親戚づきあいであっても、恋愛関係であっても、結局は根底にある「パッション」がずっと大事であり続けるということ。
民放アナウンサーをやめたあと、まったく違う職を選んだことがありました。もちろんその経験そのものも私の人生の大切な財産となっていますが、そこに湧き上がるパッションがあったかというと……なかなか難しかったなと今では感じます。
結局は、純粋に好きという気持ち、湧き上がるような情熱があればどんなシチュエーションでも頑張っていける、純粋に続けていきたいという気持ちこそ実は大事なのだなと最近すごく思うのです。
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