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「世間から厳しい声…」小島瑠璃子、2年半ぶり覚悟の金髪復帰も“キャラ変”を迫られるワケ

金髪復帰と再始動への厳しい視線

そんな中でも、小島さんは10月に金髪姿というイメージチェンジを行い、自身のインスタグラムを通じて芸能界の活動再開と個人事務所の設立を報告しました。また、10月12日に公開された経済やビジネスコンテンツを扱うNewsPicksのYouTube動画にも出演し、活動再開や旦那さんについて語っています。 こうした小島さんの芸能界復帰については、これまでの好感度やスキャンダルの影響もあり、世間からは厳しい声が寄せられているのが現状です。旦那さんの急死という不幸からわずか8か月という期間の早さについても、「せめて1周忌を終えてからでいい。復帰時期としては今ではないのでは?」「今までのことをまた掘り返されて叩かれて、本人がメンタルを病んだりお子さんに影響がないか心配」といった意見が見られます。 確かに、これから小島さんがバラエティ番組などに出演すれば、過去のスキャンダルや旦那さんとの出来事についてバラエティのノリで根掘り葉掘り聞かれたり、逆に共演者がどう接するべきかわからず腫れ物扱いとなる可能性もあります。自ら自虐して笑いに変えようとしても不自然ですし、旦那さんの死についてコメントする場合には、同情を誘うように受け取られる可能性も否めません。

“社会派こじるり”という新境地への可能性

1021_小島瑠璃子さん③

画像:吉本興業株式会社 プレスリリースより(PRTIMES)

このように、小島さんが以前のように活躍できるかどうかは不透明な点が多いことから、今回の復帰に懐疑的な意見が多いのかもしれません。一方で、小島さんが2歳の子どもを抱えてシングルマザーとなったことは明らかです。女手一つで働かなくてはならないという立場で、芸能活動を再開するには相当な覚悟や勇気を持って臨んでいるのではないでしょうか。 そこで、小島さんがこれから芸能界で活躍するために一つの道として考えられるのは、得意とする政治や報道などの分野に特化することです。中国での生活だけでなく、日本とは異なる政治やビジネスの現状、シングルマザーの子育て事情、そこで感じた日本社会への提言などは、小島さんにしか語ることができないテーマでしょう。活動休止前の彼女は20代で「年齢にそぐわない高い意識を持つ女の子」というイメージでしたが、現在の小島さんは「結婚や出産、自分探しなど、多様な人生経験を経た30代」としての厚みがあります。 過去に報じられてきたスキャンダルや旦那さんの件についてはできるだけ触れず、バラエティやお笑い番組ではなく政治や報道、育児など社会派の分野に焦点を当てていくことが、芸能界での新たな道になるかもしれません。さらに、現在は動画コンテンツが充実していることから、必ずしもテレビの世界に限定する必要もなく、他のプラットフォームで自分の強みを発揮する選択肢もあるはずです。 旦那さんを亡くして日が浅い今は、自身とお子さんを守るためにも、自分の得意な環境で安心して活動を続けていくことが最良の選択になるでしょう。 <文/エタノール純子>
エタノール純子
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中
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