「はき掃除や草むしりを日課にすると…」一児の母・45歳女優が実感する“日々の習慣の効果”とは
女優の田中麗奈さん(45歳)が、2023年に刊行され、「令和イチ泣ける」と話題になった芥川なお氏のベストセラーを実写化した映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』に出演しました。
田中さんは、余命半年と宣告されてしまう當真あみさん演じる主人公の桜井萌の母、桜井美代子役。自身も一児の母として、涙を禁じ得ない瞬間が多々あったと言います。田中さんにお話を聞きました。
――最初に脚本を読まれた時はいかがでしたか?
田中麗奈(以下、田中):最初に脚本をいただいて読んだ時、10ページ目くらいから泣いてしまいました。後半になるにつれて、もう号泣です。脚本の岡田惠和さんとの相性もよかったと思うのですが、自分の子どもが余命宣告された方も実際にいらっしゃると思いますし、自分の子どもの健康が当たり前ではないこともすごく分かります。キツイですが自分の娘に重ねて考えてくこともありました。
――母親の桜井美代子というキャラクターは、どう受け止めて演じましたか?
田中:彼女は一番に娘の萌の人生を考えていて、萌の笑顔のために生きているというか、彼女がやりたいこと、彼女が納得できるような人生を手助けしたいと思っているんです。ちゃんと青春をしたい、高校生活を楽しみたいという目標が出来たり、恋をしたいなど、希望を持てたことがうれしかったんだろうなと思いますし、同時に悲しく辛い気持ちもあると思いますが、それはそれで自分の中で処理しようとしている人だなと思いました。
――強く生きようとしている姿は、多くの方の共感を呼びますよね。
田中:わたしも母親なので感情移入しますし、実際に同じような立場になった時に美代子みたいに言えるのかなと思ったりもしました。今こうして思い出しても涙が出てきてしまうくらいですが、役を演じている間は本当に美代子だったので、現場でもふっと気を緩めると涙が出てしまうことがありました。監督と打ち合わせをしている時に涙が止まらなくなることもよくありました。
――喜怒哀楽の感情を表現する俳優の仕事は、どういう瞬間が楽しいですか?
田中:共演する相手とのセッションが、盛り上がっていく感じが楽しいですよね。「今のお芝居、いいところいったね」とか、やっぱりお相手がいて成り立っているものだと思うので、目の前の人とコミュニケーションが取れて、自分でも思わぬ展開になっていったり、その場の空気は見えないけれど見えるような感覚になっていったり、そういう瞬間が楽しいです。
――今回で言うと、當真あみさんとのセッションも多かったと思いますが、共演の印象はいかがでしたか?
田中:あみちゃんは本当に白い服が似合うんです(笑)。自分の中では萌そのままだなと思っていて、ふわふわしていて、ピュアで真っ直ぐで、頑張り屋さんで、あみちゃんと萌はとてもつながっているようなイメージです。
「暗くなってしまうのは辞めようよ」と言う萌と、あみちゃんが持っている持ち前の明るさがリンクしていて、本当に素敵な方でした。今回、ご一緒できてうれしかったです。
――長く俳優の仕事をされていますが、大切にしているモットーはありますか?
田中:人様のお役に立ちたいという想いがまずあります。やっぱりエンタメですので、人様に刺激を与えられたり、人を楽しませたりできるような人になりたいですし、わたし自身もわくわくしたいという想いもありますので、突き進みたいですね(笑)。また、そうしないといけないですし、想像以上を超えていかないといけないと思うんです。まだやったことない役もありますし。
脚本の10ページ目くらいから涙
俳優の仕事の楽しさとは?
――喜怒哀楽の感情を表現する俳優の仕事は、どういう瞬間が楽しいですか?
田中:共演する相手とのセッションが、盛り上がっていく感じが楽しいですよね。「今のお芝居、いいところいったね」とか、やっぱりお相手がいて成り立っているものだと思うので、目の前の人とコミュニケーションが取れて、自分でも思わぬ展開になっていったり、その場の空気は見えないけれど見えるような感覚になっていったり、そういう瞬間が楽しいです。
――今回で言うと、當真あみさんとのセッションも多かったと思いますが、共演の印象はいかがでしたか?
田中:あみちゃんは本当に白い服が似合うんです(笑)。自分の中では萌そのままだなと思っていて、ふわふわしていて、ピュアで真っ直ぐで、頑張り屋さんで、あみちゃんと萌はとてもつながっているようなイメージです。
「暗くなってしまうのは辞めようよ」と言う萌と、あみちゃんが持っている持ち前の明るさがリンクしていて、本当に素敵な方でした。今回、ご一緒できてうれしかったです。
――長く俳優の仕事をされていますが、大切にしているモットーはありますか?
田中:人様のお役に立ちたいという想いがまずあります。やっぱりエンタメですので、人様に刺激を与えられたり、人を楽しませたりできるような人になりたいですし、わたし自身もわくわくしたいという想いもありますので、突き進みたいですね(笑)。また、そうしないといけないですし、想像以上を超えていかないといけないと思うんです。まだやったことない役もありますし。
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