「筋肉はお金より頼りになる」75歳、市毛良枝が明かす“筋力・スタイル維持のためにしていること”
「90代の母にヒラメ筋が」年を取っても筋肉はつく
――先ほど言われていた筋力を付ける体作りは、始めるにあたって何かきっかけがあったのでしょうか?
市毛:きっかけは登山でした。趣味の登山で運動する楽しさを知り、今はダンスもやっているのですが、肉体改造が趣味になりました(笑)。身体の形を変えることが好き。変える努力をすると、ちゃんと変わるんですよ。
そのためには、ちゃんと正しい筋肉が付かないとダメなんです。なのでちゃんと筋肉を付けるトレーニングをしていたら、楽しくなってしまって。豆原さんはもっとすごかったので、そういう話を毎日していました。
――その世代の方と共通の話題があることと、背筋などスタイルもキープされていて、素晴らしいですよね。
市毛:そんなことないんです。いろいろ問題がすでにあります(笑)。ご存知の年齢になってしまっているので、もっと早くやり始めれればよかったなと思うことはたくさんあるんですけど、でもそれでもやれば変わるんですよ。
親を介護していた時に、90歳の母にヒラメ筋がついたんです。リハビリの先生も驚いていらっしゃいましたが、歳を取っても筋肉がつくことを実践してました。それを見ているので、あきらめずにできるんです。本当に身体の形が少しずつでも変わるので、うれしくて。
筋肉はお金よりも頼りになる
――なにより健康が一番大事ですよね。
市毛:大事です。いくらお金があっても足腰が悪くなり、身体が動かなくなったら、できることが減ってしまうじゃないですか。だから貯金じゃなくて、筋肉の貯金。よくあるフレーズですけれど、本当にそう思います。筋肉はお金より頼りになるなと思います。
――いつも思いますが、探究心と情熱が素晴らしいです。
市毛:登山や母の介護がきっかけではありますが、自分はオタクだということに本当に最近気づきました(笑)。自分では全然わからなかったんですよ、そうなんだ、みたいな。気づいてみるとまさにオタク気質でした。今でも何か面白いと思うとそこを追求してしまうんです。
――身体をつくると、気持ちも前向きになりますか?
市毛:なります。やっぱり病は気から! 陰の身体になると、心もダメだと思います。
【公開情報】
『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』
監督:中西健二 脚本:まなべゆきこ
出演:豆原一成(JO1)/市毛良枝/酒井美紀/八木莉可子/市川笑三郎/福田歩汰(DXTEEN)/藤田玲/星田英利/長塚京三
配給:ギャガ
©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
10月24日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー
『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』
監督:中西健二 脚本:まなべゆきこ
出演:豆原一成(JO1)/市毛良枝/酒井美紀/八木莉可子/市川笑三郎/福田歩汰(DXTEEN)/藤田玲/星田英利/長塚京三
配給:ギャガ
©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
10月24日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー


