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既婚・未婚、子あり・子なし…40代に増える「友達と話が合わない問題」。縁を切らずに“心がラクになる方法”を考える

話題が合わなくなってきた友人とどう向き合う?

田中:40代になると、自分が独身だと子育て中の友人とで話題が合わなくなることもありますし、もちろん逆もあります。こういう時は疎遠になるしかないのでしょうか? 友人桜:無理に相手に合わせる必要はありません。お互いに興味があって、負担にならないような共有できる領域を見つければいいと思いますよ。仕事の話、美味しいお店の話、趣味の話など、子育ての部分では距離があっても、別の話題ではつながれますよね。  機内でも、お酒好きなお客様とはワインの話、映画好きな方には機内エンタメの話、と相手によって会話を変えていました。友人関係でも同じで、全員と全ての話題を共有する必要はなく、つながれる部分だけを大切にして、友人関係を続けていけばいいのではないでしょうか

上から目線のアドバイスがしんどい時のかわし方

田中:独身の女性からは「既婚の友人に、上から目線で恋愛アドバイスをされるのが嫌」という声もあります。これも距離の問題でしょうか? 桜:そうですね。そういう場合は、正面から反論しなくても大丈夫です。機内でも、専門知識を持つお客様から「もっとこうしたらいい」とアドバイスされることはありましたが、「ありがとうございます。参考にします」と言って流していました。  友人に対しても「なるほど、そういう考え方もあるよね」と軽く受け止めれば、相手も満足してくれるし、自分も傷つかずに済みますよ。  友人との距離感は「変えていい」ものなんです。ファーストクラスのように深く寄り添う関係もあれば、エコノミーのように効率的に対応する関係もある。どちらも大切で、どちらも正解です。特に大人になると、人との距離感を調整できる人は魅力的に見えますよ。
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友情を長続きさせるためにも、今は距離感を調整しよう
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