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「2歳児に怒鳴る祖父」を通報した母親の決断。決め手は“二重の虐待”だった

こんな環境に子どもを置いておけない

 帰宅した夫は状況を聞き、義父の姿を目の当たりにしたことで初めて、これが“家庭内の小さな揉め事”などではないことを理解するに至りました。 「こんな環境に子どもを置いておけない」と強く決意した夫婦は、別居を選択。暴力から距離を置くことは、DV対応において最も優先されるべき安全確保の手段であり、麻美さんと宏樹くんにとって不可欠な一歩でした。  幼い子どもにとって家庭が安心できる場所であるかどうかは、心の成長に大きく影響します。家庭内で起きていることは、外からは見えにくいものです。だからこそ、大人が子どもの安全を最優先に環境を整えることが求められます。麻美さんが踏み出した一歩は、息子さんの未来を守るための大切な決断だったと言えるでしょう。 <取材・文/鈴木詩子>
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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